サムスン電子、LG電子、そしてSKグループまで韓国を代表する大手企業が世界最大の電子・情報通信(IT)博覧会「CES 2025」で最適な場所にブースを設け、観覧客を迎える準備に真っ最中だ。これらの企業は人工知能(AI)を筆頭に進化した技術力を公開し、世界各国のビッグテックとの協業も図ると見られる。
CES 2025公式開幕を2日後に控えた5日(現地時間)、米ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)で、韓国の大手企業はグローバルのトップ企業が集まるセントラルホール(Central Hall)にブースを設けている。
今年のCESには世界約160ヵ国から4500社余りの企業が参加する。このうち韓国企業は1000社以上が参加し、これは歴代最大規模である。特に2022年参加企業の2倍、昨年よりは259社増加した数値で、米国と中国に続き韓国が3番目に多い。
韓国企業がCESで注目される技術で世界の注目を集め、CES主管社である米国消費者技術協会(CTA)も絶賛を惜しまなかった。CTA会長のゲリー・シャピロ(Gary Shapiro)氏は「韓国の技術革新がCES成功の核心」とし「サムスン、LGのような先導的な企業がCESで毎年革新的な技術を披露している。韓国の技術革新がCESとグローバル技術産業の成功に必須」と評価した。
韓国の大手グループのトップらも米ラスベガスに集結する。サムスン電子は、韓鍾熙(ハン・ジョンヒ)デバイス経験(DX)部門長(副会長)が開幕前日の6日(現地時間)、プレスカンファレンスの代表講演者として乗り出す。またヨン・ソクウ映像ディスプレー(VD)事業部長(社長)やイ・ウォンジン グローバルマーケティング室長(社長)なども現場に向かう。
LG電子からはチョ・ジュワン代表理事社長が「LGワールドプレミア」代表講演者としてステージに上がる。この他にもリュ・ジェチョルHS事業本部長(社長)、パク・ヒョンセMS事業本部長(社長)、ウン・ソクヒョンVS事業本部長(副社長)なども展示会に参加する。
SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は2023年に続き、3年連続でCESを訪れる。SKハイニックスのクァク・ノジョン社長(CEO)、ユ・ヨンサンSKテレコム社長など主要経営陣も同行する。
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