2026. 09. 17 (木)

中国産食品の安全性への懸念、検査と流通の隙間をなくすべきである

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AIを活用して制作した画像。 [画像=チャットGPT]

中国産農産物の安全性に関する論争が続き、消費者の不安が高まっている。最近、中国でホルムアルデヒドを使用した白菜や食用色素を使用した茎レタスの問題が浮上したことが代表的である。

食品医薬品安全処の調査によると、ホルムアルデヒド使用の疑惑が持たれた中国産白菜は国内に輸入されていないことが確認された。国内で流通している中国産白菜キムチや白菜、漬物白菜82件を緊急回収して検査した結果、ホルムアルデヒドは全て検出されなかった。また、中国現地で食用色素が使用され問題となった茎レタスも国内に輸入されていないことが把握された。

食品医薬品安全処の調査結果は幸いであるが、消費者が懸念しているのは問題の農産物が原物の状態で国内に入ってきたかどうかだけではない。中国で生産された白菜や野菜が現地の加工業者を経てキムチや漬物、各種加工食品の形で国内に入ってくる可能性についても心配している。

特に中国産キムチは国民の食生活と密接に関わっている。飲食店や給食業者などで広く消費されているため、原産地の生産・加工段階で問題が発生すれば、その波及効果は大きくなる。食品医薬品安全処が中国から韓国に白菜キムチを輸出するHACCP認証を受けた製造業者の原料購入先まで調査し、国内流通製品を回収して検査したのもこのためである。現在、海外から国内に輸入される白菜キムチはHACCP認証を受けた海外製造業者で生産された製品のみが輸入可能である。

中国産農産物の安全性問題と消費者の不安が高まる中、一時的な検査ではなく、常時的な安全管理体制の構築が必要である。中国現地で食品安全問題が発生した際には、該当地域や生産業者、原料供給網を即座に把握し、国内の輸入業者と連携して追跡できるようにしなければならない。問題が発生した農産物だけでなく、それを原料として使用したキムチや漬物などの加工製品まで検査範囲を広げることが当然である。

通関段階でも検査を強化する必要がある。問題が発生した国や地域、品目については精密検査の割合を高め、過去に不適合の履歴がある海外製造業者や輸入業者にはより厳しい基準を適用する必要がある。国内流通段階でも無作為回収検査を拡大し、不適合製品が発見された場合には直ちに販売を中止し、回収しなければならない。実際に食品医薬品安全処は最近、残留農薬基準を超えた輸入モリ茸に対しても回収措置を講じた。

情報公開も重要である。食品安全に対する不安は情報が不足するほど高まる。政府は問題のあった製品が国内に入ったかどうかだけでなく、どの地域で生産されたのか、国内に輸入される類似製品はどのような検査を受けたのか、検査結果はどうだったのかを迅速かつ透明に知らせるべきである。

食品安全には国境がない。グローバル供給網の時代には、農産物がどの国で生産されたかだけでなく、どこで加工され、どのような原料が使用されたのかを確認することが重要である。安価な輸入農産物や加工食品が増えるほど、政府の管理責任も重くなる。

今回の中国産白菜と茎レタスの論争が実際に国内の被害につながらなかったことは幸いである。しかし、それで安心して終わるべきではない。食品の安全において最も重要なのは事後の説明ではなく、事前の予防である。輸入段階で精密検査を強化し、現地の生産・加工過程から国内流通まで追跡管理体制を緻密に構築し、不適合製品が国民の食卓に上ることを根本的に防がなければならない。国民が食品については安心できるようにすること、それが食品安全当局が守るべき最も基本的な責務である。



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