
韓国中央災難安全対策本部は28日、蔚山・慶尚北道・慶尚南道などで発生した山火事事態の負傷者が前日より5人増え、計65人の人命被害が発生したと発表した。
中対本によると、同日午前6時基準で山火事の被害が深刻な慶尚北道地域で重傷1人、軽傷4人が追加された。
このため、今回の山火事事態による人命被害は、死亡28人、重傷9人、軽傷28人など65人に増えた。
現在、全羅北道茂朱と慶尚南道金海、忠清北道沃川、蔚山蔚州彦陽·温陽の5ヶ所は鎮火作業が完了したものの、まだ慶尚南道河東・山清、慶尚北道義城・安東・盈徳・永陽・青松などで当局の鎮火作業が進められているだけに、人命被害は今後さらに増える可能性がある。
一方、今回の山火事で被害を受けた山林面積は4万8150haに達し、依然として帰宅できなかった被災者は計2407世帯8078人だ。
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