![[写真=LSエレクトリック]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/05/20250305170108426537.jpg)
LSエレクトリックのク·ジャギュン会長が今年、配電盤と変圧器の供給拡大を通じ、米国内の売上を1兆ウォン以上に引き上げるという意志を表明した。
ク会長は5日、ソウルコエックスで開かれた「インターバッテリー2025」展示会で記者団に会い、米国など主要市場関連事業戦略を紹介した。
彼は“今年は米国売上が1兆ウォンを越えるだろう”とし、“米国ニューヨークの電気室配電盤は旧式で、大きさが大きい。 現在の製品は大きさが半分に減り、成長可能性が大きいだけに、配電盤需要を集中的に攻略している”と説明した。
データセンター電力ソリューション分野の場合、“米国内で納期、クオリティ、価格が良いといううわさが出て、認知度が上がり、物量も増えている”とし、“年内には大きな件が生じるのではないかと慎重に期待している”と述べた。
超高圧変圧器市場に対しても“スーパーサイクルが来れば、市場規模が大きくなり、全体需要も継続的に増加するだろう”とし、変圧器生産力量の拡充に邁進すると伝えた。
ク会長は昨年買収したKOC電気に言及し、“KOCの力量を強化し、生産を拡大することが優先だ。 配電変圧器市場も戦略的に気を使っている”と述べた。 彼は“米国内の電力網老朽化と大型データセンター建設増加で、変圧器と配電盤需要が大きく増えている”とし、“KOC電気の輸出比率を10%から40%に増やす計画”と付け加えた。
LSエレクトリックは、KOC電気の稼動極大化と釜山工場の増築などを通じ、超高圧変圧器の生産能力を7000億ウォン規模に増やし、米国の需要拡大に対応する方針だ。
米国インフレ削減法(IRA)と欧州バッテリーパスポート(DPP)政策に対してク会長は“DPPが施行されても十分な準備を通じて大きな問題はないだろう”とし、“サムスン物産と合作したエネルギー貯蔵システム(ESS)も持続的に発展するだろう”と述べた。
ク会長は“バッテリーだけを扱うのではなく、バッテリーを含むシステム生態系を構築してこそ韓国の産業競争力を維持できる”とし、“ESS事業を安定的に成長させ、主要成長動力事業にすることが重要だ”と強調した。
さらに、韓国ESS市場の活性化のため、“政府の呼び水の役割が必要だ”とし、“持続的な支援策があってこそ市場が軌道に乗ることができる”と注文した。
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