![[写真=HD現代建設機械]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/04/20250304153641726063.jpg)
HD現代建設機械が年明けに中東・トルコで大規模受注を収め、立地を強化している。
HD現代建設機械は中東主要国とトルコで、今年1~2月の間に計557台の建設装備を受注したと4日、明らかにした。 これは昨年、該当地域の年間総販売量の40%を超える規模だ。
地域別ではサウジアラビア、UAE、カタールなど中東地域で333台、トルコで224台で、20~30トン級の中大型掘削機を中心に今年上半期までに各地域に製品を順次供給する予定だ。
HD現代建設機械は中東主要国家が観光、都市開発、鉱物採掘などの産業多角化戦略を展開することにより、建設装備需要が回復すると分析し、現地密着型営業戦略を展開してきた。
サウジアラビアは2027年AFCアジアカップ、2029年冬季アジア大会、2030年エキスポ、2034年ワールドカップなど大型国際行事を相次いで誘致しており、UAEは既存の石油中心の経済から抜け出し、△ガス △物流 △航空など非石油分野に対する投資を持続的に拡大している。
また、カタールの場合、2022年ワールドカップ開催以後、建設景気の低迷を経験したが、現在、北部ガス田拡張事業と国家運送および都市関連インフラ開発など、第3次国家開発戦略が推進されており、建設景気活性化による新規装備需要が予想される。
HD現代建設機械はUAEドバイ支社を拠点に、大型プロジェクト需要を迅速に把握し、顧客オーダーメード型装備・サービスパッケージを提案し、ドバイ物流センターを通じた迅速な部品供給能力を前面に出して受注を獲得した。
中東の主要鉱物資源保有国であるUAEでは80トン級の超大型掘削機を初めて販売し、UAE鉱山装備市場に進入する成果も上げた。
HD現代建設機械は中東内の競争力を強化するため、製品ポートフォリオを多角化する計画だ。 4月にはトルコ国際大理石博覧会で石材運搬作業に最適化された大型ブロックハンドラー(HL985ABH)を発売し、5月にはサウジアラビアとUAEで大規模な顧客招待イベントを開催し、白虎ローダーの新製品を中東市場に発売する。
HD現代建設機械関係者は“営業ネットワークを強化し、顧客会社の要求にオーダーメード型ソリューションを提供した努力が今回の成果につながった”とし、“製品競争力を高め、中東市場での立地をより一層強化するだろう”と述べた。
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