![[写真=SKケミカル]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/01/08/20250108104450483822.jpg)
SKケミカルのアン·ジェヒョン社長が8日、“SKケミカルだけが具現できる技術力を土台に、既存のスペシャルティ領域の進入障壁を高め、循環リサイクルなどまた別のスペシャルティ領域を早く構築し、当面の危機を克服していく”と明らかにした。
同日、アン社長はスペシャルティ戦略を通じて化学業界の不況を突破していくという今年の経営戦略を発表した。 彼は“自社は繊維中心事業構造を高付加価値素材中心に成功的変化を成し遂げた革新DNAを土台に危機を跳び越え、これからの未来事業の成長のために没頭する”と強調した。
アン社長は“昨年、韓国化学業界の前例のない難しい経営環境の中でも、私たちだけのOI(運営効率改善)力量とスペシャルティケミカル中心事業ポートフォリオを通じ、意味のある事業成長を成し遂げた”とし、“今年は未曾有の不確実性が招く予想できなかったリスクをワンチームスピリット(One Team Spirit)で克服しなければならない”と述べた。
アン社長は具体的な危機克服戦略として△スペシャルティ素材であるコポリエステルポートフォリオ拡大および原価競争力強化 △循環リサイクル素材グローバル市場拡大 △顧客協業基盤の新規用途発掘などを提示した。
現在、SKケミカルは既存の主力スペシャルティ事業であるグリーン素材と次世代成長動力であるリサイクル事業の専門力量強化のため、両大事業本部を中心に組織機能を再編した。
まず、グリーン素材事業本部、リサイクル事業本部の傘下にマーケティングおよびビジネスデベロップメント(M&BD)運営室をそれぞれ新設し、マーケティングと事業開発力量を専門化し、大チーム制を導入してプロジェクト中心に協業と運営が可能にした。 また、既存のコポリエステル製品群の用途開発を担当する用途開発室の業務範囲をリサイクル事業まで拡大した。
アン社長は“SKケミカルは持続的な事業ポートフォリオ再編を通じ、スペシャルティ素材であるコポリエステル中心の事業構造を先制的に構築した”とし、“これを通じて今年、未来事業であるスペシャルティ領域を早く構築していく”と述べた。
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