![[写真=ポスコホールディングス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/01/20250801114438252014.jpg)
ポスコホールディングスは今年第2四半期の連結基準で営業利益が前年同期比19.3%減少した6070億ウォンを記録したと31日、公示した。 同期間の売上高は5.2%減の17兆5560億ウォンと集計された。
ただし、鉄鋼事業は鉄鋼市況悪化にもかかわらず、国内外の販売量が増加し、第2四半期に6070億ウォンの営業利益をおさめた。 特に、ポスコの場合、営業利益率5.7%を記録し、2023年第3四半期以降最も高い四半期実績を記録した。 設備の効率化などを通じた原価構造の改善に乗り出した結果だ。
ポスコは今後、高付加価値製品の開発を拡大し、製品ポートフォリオの多角化を通じ、本来の競争力強化に乗り出す計画だ。 さらに、未来型製鉄技術である水素還元製鉄の商用技術開発にも力を入れる方針だ。
二次電池素材事業は新規稼動工場の初期費用反映とリチウム価格下落の影響で、実績が減少した。 リチウム直接抽出技術の開発など技術競争力の強化、核心原料供給網の内在化、財務的健全性の拡充など、キャズム(一時的な需要停滞)期間以降、電気自動車市場の本格的な開花に備え、競争力向上に総力を傾ける方針だ。
インフラ事業部門ではポスコインターナショナルがガス田、パーム農場など海外事業で着実に利益を創出しているが、ポスコE&Cの建設原価増加の影響で、全体的な利益は減少した。
ポスコホールディングスは“昨年から進めている低収益・非核心資産の構造改編成果と関連し、今年上半期に計11件の構造改編を終え、約3500億ウォン水準の現金を創り出した”とし、“今年下半期に47件の構造改編を通じて約1兆ウォンの現金を追加確保し、グループ財務健全性を高め、企業価値を向上させる計画”と述べた。
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