![[写真=SKケミカル]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/01/20250401105926213251.jpg)
SKケミカルがコーティング・ペインティング分野の展示に初めて参加し、素材別マーケティングを強化する。
SKケミカルはドイツ・ニュルンベルクで25日から27日までの3日間開催された「European Coatings Show(以下ECS) 2025」に参加したと31日、明らかにした。
ECSはコーティングとペイント産業で最も権威のある最大展示会で、関係者たちが集まって最新素材と技術について議論する場だ。 顔料、添加剤、接着剤と原料、建築化学中間剤などを展示する。 今年は世界中の1,000社以上の展示業者と3万人以上の訪問客が参加し、最新の素材と技術を展示し、精密化学トレンドについての議論が行われた。
SKケミカルがこの展示会に参加したのは今回が初めてだ。 ChinaPlas、K-show、NPEなど大型プラスチック展示会を越え、コーティング、接着剤など特化した展示参加を通じてSKケミカルが持つ多様な領域に対するソリューションを深く説明し、各市場の顧客群と密度のあるコミュニケーションを増やし、立地を固めていくという趣旨だ。
SKケミカルはヨーロッパ内のコーティングとペイント分野を積極的に攻略するため、「責任ある未来のための持続可能なソリューション(Sustainable solutions for a responsible tomorrow)」というスローガンを掲げ、持続可能素材であるSKYBON、SKYCHDM、ECOTRIONなどを展示した。
SKケミカルのコーティング素材の代表品目はSKYBONだ。 SKYBONは環境ホルモンであるBPAを含まない接着、コーティング剤用ポリエステル樹脂だ。 環境ホルモンを含まないため、食品接触用として使用が可能であり、缶コーティング分野でエポキシに代わる素材として脚光を浴びている。
コポリエステルの核心原料物質であるSKYCHDMも一緒に展示された。 SKYCHDMはコーティング接着用途のポリエステル樹脂に使用する際、BPA検出の恐れがなく、耐化学性、耐熱性などの性能を向上させ、UV抵抗性を強化するために使われている素材だ。 ポリウレタン樹脂や塗料用樹脂原料、AromaticとAliphatic化学素材を代替することができ、適用時に一定水準の強度は維持しながらも柔軟性確保が可能だ。
SKケミカルを代表するバイオ素材の100%植物基盤のポリオールECOTRIONも展示された。 PO3G(Polytrimethylene Ether Glycol)素材のECOTRIONは、自然由来物質を原料とするが、柔らかくて柔軟な形態を具現しなければならないスパンデックス、ポリウレタンなど素材の原料として使われ、石油基盤のポリオールより優れた弾性と弾性回復性、耐摩耗性を備えている。
SKケミカルは今後も展示会をはじめとするマーケティングを細分化していく方針だ。 地域別、用途別、分野別にSKケミカルが持つ技術と素材の持続可能性を積極的に知らせていく計画だ。
一方、SKケミカルは世界3大プラスチック展示会に数えられるK Show、NPE、ChinaPlas、化粧品のような用途中心展示会「China beauty Expo」、南米最大のプラスチック展示会「Plastimagen」など国別、用途別、産業別に攻撃的展示マーケティングを推進している。
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