尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の肯定的な評価率が初めて10%台を記録した。
世論調査機関の韓国ギャラップは1日、先月29日から31日まで全国の満18歳以上1005人を対象に実施した調査結果、尹大統領の職務遂行肯定評価率は直前調査(10月22~24日)より1%ポイント(p)下がった19%にとどまった。反面、尹大統領の職務遂行不正評価率は72%を記録した。該当調査は95%信頼水準で標本誤差±3.1%ポイントだ。
特に、尹大統領の国政運営評価は、与党の国民の力の支持層でも肯定的・否定的な見方がそれぞれ44%を記録した。直前の調査では、国民の力の支持層で大統領の国政運営を肯定的に見る見方が48%、否定的な見方は40%だった。直前の調査より、国民の力の支持層でも尹大統領に対する否定的な見方が高まったのだ。
職務遂行に対する否定評価の理由としては、「金建希(キム・ゴンヒ)夫人の問題」が17%で最も高かった。続いて「経済・民生・物価」が14%、「全般的にできない」と「疎通不十分」が7%であった。「外交」と「医学部定員拡大」が5%、「独断的・一方的」が4%、「不正腐敗・不正」、「統合・ガバナンス不足」、「経験・資質不足と無能さ」が3%と集計された。
政党支持度は国民の力と最大野党の共に民主党が32%で同率を記録した。祖国革新党は7%、改革新党は2%、進歩党と以外の政党はそれぞれ1%、無党派層が25%だった。両大政党は前回の総選挙以後、30%内外を記録しているが、革新党は最高14%から先週6%まで変化幅が拡大した。
一方、今回の調査は韓国の通信キャリア大手3社が提供した無線電話の仮想番号無作為抽出による電話調査員インタビューで進められた。
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