京畿道華城市西新面(キョンギド・ファソンシ・ソシンミョン)の一次電池メーカーのアリセル工場で発生した火災による行方不明者が23人と推定された。被害はさらに増えるとみられる。
警察と消防当局は24日午後、「行方不明者は計23人と推定される」と明らかにした。
華城消防署のキム・ジンヨン火災予防課長は、「現在23人が行方不明の状態であり、後で変動する可能性もある」とし「行方不明者23人のうち20人が中国人など外国人」と伝えた。
行方不明者23人は2階で勤務していたと推定される。当時、1階にいた労働者たちは全員避難したという。
消防当局は内部に進入して捜索作業に総力を傾けている。
現在、公式的に確認された死者は1人だが、消防当局は「内部で遺体15体が追加で発見された」と明らかにした。まだ行方不明者の身元が把握されていないことから、被害はさらに増えると予測される。
一方、この日工場建物3棟から待避した工場関係者は「あるバッテリーセルから爆発的に燃焼が起きた」と陳述した。消防当局は有害化学物質を扱う工場で火災が発生したため、人命被害の拡大が懸念され先制的な対応2段階を発令した。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は火災事故の報告を受け、行政安全部のイ・サンミン長官とナム・ファヨン消防庁長に「利用できる人員と装備を総動員して人命の捜索および救助に総力を尽くすよう」指示した。
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