韓国の「宗家キムチ」広報大使にSEVENTEENのホシ抜擢

写真=大象(デサン)グループ
[写真=大象(デサン)]

韓国の代表的な食品企業である大象(デサン)は25日、キムチブランド「宗家(チョンガ)」のアンバサダー(広報大使)にグループSEVENTEENメンバーのホシを抜擢したと明らかにした。

大象は、「キムチラバー」、「キムチアンバサダー」、「キムチソムリエ」などと呼ばれるほどキムチに対する愛情が深いことで有名なホシをアンバサダーに選定したと説明した。

関税庁の輸出入統計によると、2021年のキムチ輸出額は1億5990万ドルと集計され、過去最大規模を記録した。輸出対象国も2011年の61ヵ国から89ヵ国に拡大した。2016年のキムチ輸出額は7900万ドルだったが、5年間で82%ほど増加したわけだ。このような著しい成果を牽引しているのは大象である。対象の「宗家」キムチ輸出額は2016年2900万ドルから2020年5900万ドルに103%以上増加した。特に2021年の輸出額は約6700万ドルを記録し、史上最高値を達成した。韓国のキムチ輸出額のうち、対象の宗家キムチの割合は42%まで上昇した。

このようなキムチ輸出額の急増は、キムチが免疫力を強化する効果があるという世界的な関心と専門家たちの研究結果発表が影響を及ぼしてた。韓国では世界キムチ研究所クォン・ミンソン博士研究チームが2019年から「新型コロナウィルス感染病に対するキムチの抗ウイルス性効能」研究課題を遂行しており、キムチの乳酸菌に注目している。キムチの特定乳酸菌の糖成分が新型コロナウイルス感染症を細胞に浸透させるスパイクタンパク質と結合して中和する効能を持つことができるという。

大象は今後、ホシと共に宗家キムチを知らせるための多様なキャンペーン活動に乗り出す。

大象はホシが26日から宗家キムチの価値と魅力などを紹介する映像を順次公開する。また来月5~15日にはソウル城東区聖水洞で国内初のキムチポップアップストアである「キムチブラストソウル2023」をオープンし、ホシの映像と画報イメージを披露する予定だ。

大象の関係者は「宗家の新しいアンバサダーとして世界的なファンダムを保有したSEVENTEENのホシを抜擢し、世界各国の消費者にキムチのユニークな魅力を知らせる」とし「今後も韓国の食文化の中心であるキムチの価値を知らせる多様なキャンペーン活動を繰り広げる」と明らかにした。
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