2026. 07. 08 (水)

「都心が避暑地に」百貨店が活況…猛暑と豪雨でF&B・レジャースポーツ売上高が同時上昇

Khách hàng tham quan Lotte World Mall ở Jamsil trong kỳ nghỉ Tuần lễ Vàng tháng 102025 ẢnhLotte Department Store
[写真=ロッテ百貨店]

本格的な夏を前に、例年より早い猛暑と頻発する豪雨が続くなか、百貨店やショッピングモールが「都心の中の避暑地」として急速に浮上している。天候の影響を受けにくい屋内空間で、食事、ショッピング、レジャーを一度に楽しもうとする、いわゆる「モールカンス(ショッピングモール+バカンス)」の需要が拡大したためだ。

これに伴い、飲食(F&B)やレジャー・スポーツ部門の売上高も一斉に上昇へと転じている。

百貨店業界が明らかにしたところによると、先月1日から今月5日までの期間におけるロッテ百貨店全店の売上高は、前年同期比で25%増加した。同期間のF&B売上高も20%伸びており、これは厳しい暑さを避けて百貨店のレストラン街やカフェを訪れる顧客が増加した影響と分析される。

新世界百貨店でも同期間のF&B売上高が21.6%跳ね上がり、現代百貨店もまた20.3%と急増を記録した。百貨店が食事、休息、余暇を同時に享受できる複合空間として定着したことで、天候が売上高に与える影響が一段と強まっている格好だ。

また、本格的な夏休みシーズンを控えて、レジャー・スポーツ商品群も好調な推移を見せた。新世界百貨店では、同期間の水着やアスレジャーを含むレジャースポーツの売上高が24.5%増加した。猛暑や梅雨によって屋外活動が制限されるなか、休暇の準備を進める消費者が、百貨店のような屋内の流通チャネルへと押し寄せた結果とみられる。

実際に、夏季における百貨店の訪問客比率は一貫して高まる傾向にある。現代百貨店のデータによると、昨年の6〜8月における訪問客比率は26%に達し、春の25%、秋の24%、冬の25%をわずかに上回った。さらに、2021年までは春の訪問客比率が最大であったものの、2022年以降は夏季が最も高い比率を維持し続けている。

こうしたモールカンス需要を取り込むため、百貨店各社もマーケティングに拍車をかけている。ロッテ百貨店は今月12日まで夏の定期セールを開催し、ファッション、スポーツ、キッズ、リビングなど約400のブランドを対象とした割引イベントを実施中だ。新世界百貨店も同期間、全国13の店舗で定期セールを行い、約360のブランドを最大50%引きで販売している。

現代百貨店は来月20日まで、ザ・現代ソウルや圧鴎亭本店などの主要店舗において、フランス南部のリゾート地「リヴィエラ」をコンセプトにした夏のテーマイベント「ビバ・リヴィエラ」を展開する。都心の中のリゾート空間という雰囲気を前面に押し出し、モールカンス需要を呼び込む戦略である。

業界の関係者は、「真夏の百貨店は、単なるショッピングの場を超えて、屋内の避暑地としての役割を果たしている」とし、「モールカンスの需要が高まるほど顧客の滞在時間が長くなり、F&Bやファッションなど関連商品群の売上高にも好影響を及ぼすだろう」と述べた。
 
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