韓国、超巨大AI開発の本格化···NCソフト、大規模AIモデルを披露

[写真=NCソフト]


NCソフトが人工知能(AI)大規模言語モデル(LLM)高度化を本格化する。今月中に従来よりパラメータ(媒介変数)が増加した独自言語モデルを披露し、下半期初めにはチャットGPTと同じ規模の言語モデルも開発を完了する方針だ。

韓国の主要企業の中では、ネイバー・カカオ・KTなどに続き6番目に独自の大規模言語モデルを作ることで、ゲーム会社の中では初めてだ。
 
6日、業界によると、NCは早ければ今月中にも独自の小型言語モデル(sLLM・LLMより少ないパラメータ数を持つ言語モデル)を公開し、7~8月頃には社内でLLMを本格的に適用する計画だ。

これでNCはネイバー・カカオ・KT・LG・SKテレコムと共に韓国の超巨大AI開発会社として位置づけられることになった。対規模言語モデルは、生成AIサービスの基盤となる核心技術であり、オープンAIの「チャットGPT」とグーグルの「バード」なども自主的な言語モデルを土台にサービスされる。ネクソン・クラフトンなど韓国国内のゲーム業者も生成AIに関心を持って多方面で研究開発を進めているものの、自主的に対規模言語モデルを披露するゲーム会社はNCが初めてだ。

NCはこれまで、地道にAI研究に力を入れてきた。2011年2月、AIタスクフォースを社内に発足させ、早くもAI発展に対応した。また2015年からは自然言語処理(NLP)センターも設立し、韓国語文章を理解し駆使できるAI開発に持続投資してきた。「リネージュ」シリーズ、「ブレイドアンドソウル」シリーズなど自社ゲームに多様なAI基盤機能とコンテンツを融合した経験も多い。

NCが大規模言語モデル公開し、下半期の韓国企業の言語モデル改善作業にさらに拍車がかかる見通しだ。代表的に、ネイバーは8月に既存のハイパークローバー対比改善されたハイパークローバーXを公開する予定だ。

カカオも下半期中に既存のKoGPTをアップグレードしたコGPT2.0を披露する計画だ。

また、KTやSKT、LGなども大規模言語モデルを適用したサービス拡大計画を一斉に発表した。KTは下半期中に独自のLLMをメタバスプラットフォームである「ジニー(Genie)バス」に搭載する計画だ。

SKTも最近、対規模AI力量拡大に乗り出すと公言した。このために1日、既存の「A.(エイドット)事業推進団」を「AIサービス事業部」と「グローバルAIテック事業部」に拡大改編した。

LGはAI研究院を筆頭に超巨大AI「エクサワン(EXAONE)」を持続的に高度化している。2021年12月「エクサワン」を披露したが、今年下半期中にこれを土台にした専門家型AIサービスを発売し金融界などに供給する計画だ。
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