[写真=聯合ニュース]
韓国政府が来年初めの経済状況を考慮し、来年度予算の上半期執行目標を過去最高水準に引き上げることにした。
来年度の予算は国会で議決され次第、事業計画確定など後続手続きを迅速に進め、来年1月2日の会計年度開始に合わせて直ちに執行する計画だ。
チェ・サンデ企画財政部第2次官は6日、ソウルの韓国輸出入銀行で財政執行関係次官会議を開き、このような内容について話し合った。
チェ次官は「政府は来年初めまでに困難が大きいと展望される民生経済に先制的に対応するために上半期迅速執行基調の下、来年度財政執行を積極的に管理する計画」と明らかにした。
彼は「中央財政の上半期の迅速執行目標を今年より多少上方修正して設定・管理し、地方財政と地方教育財政も中央の迅速執行基調に合わせて積極的執行計画を樹立してくれることを要請する」と話した。
中央財政の上半期の執行目標は昨年と今年63%で過去最高だったが、来年はこれよりさらに高い水準に引き上げるということだ。
チェ次官は「政府は2023年の予算案が国会で確定・議決されるやいなや事業計画の確定・公告など後続手続きを速かに進行し、来年の庶民・脆弱階層支援に空白が発生しないよう最善を尽くす」として今月中に予算執行準備を終えると明らかにした。
また「来年1月2日、会計年度開始直後執行を目標に事前執行準備手続きを早期に完了するために努力する」とし、部署・事業別詳細事業計画を樹立し確定して会計年度開始前配分制度の積極活用を説明した。
チェ次官は「予算案の審議・議決の法定期限である2日が過ぎ、来年度の執行を準備できる時間も減っている」として「国会で2023年の予算案を一日も早く確定してくれることをお願いする」と話した。
2023年度の予算案は法定期限である2日を過ぎても与野党の対峙で処理されずにいる。キム・ジンピョ国会議長は8～9日に本会議を開き、予算案を処理すると予告したものの、可能かどうかはまだ分からない。
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