2月の就業者、103万7000人↑・・・コロナ禍でも12ヵ月連続増加

[写真=聯合ニュース]


先月、韓国の国内就業者数が2ヵ月連続で100万人台の増加幅を記録した。

統計庁が16日に発表した「2月の雇用動向」によると、先月の就業者数は2740万2000人であり、1年前より103万7000人(3.9%)増えた。これは12ヵ月連続の増加であり、2月の基準では2000年(136万2000人)以降22年ぶりの最大増加だ。

これには昨年2月の就業者数(-47万3000人)が大幅に減少したことが影響したと分析される。減少幅が大きかっただけに、今年は大幅に増加する基底効果が発生したのだ。

統計庁のコン・ミスク社会統計局長は「産業の非対面・デジタル転換と輸出好調、昨年の基底効果などで就業者は増加し、失業者と非経済活動人口は減少して雇用回復傾向が続いている」と説明した。

ただ、前月(113万5000人)よりは先月、就業者の増加幅は鈍化した。国内就業者数はコロナウイルスが猛威を振るっていた2020年3月から昨年2月までの1年間減少したが、昨年3月から増加傾向に転じた。

15~64歳の雇用率は67.4%で、前年同月比2.6ポイント上昇した。過去最高値だ。

失業者数は95万4000人で、1年前より39万9000人減少した。先月の失業率は3.4%で1.5%ポイント落ち、2月基準の過去最低値を記録した。非経済活動人口は1685万7000人で41万2000人が減り、12ヵ月連続で減少した。
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