高齢者3人に1人は「一人暮らし」・・・2025年から超高齢社会へ

[写真=聯合ニュース]


老人3人に1人は一人暮らしであることが分かった。高齢者人口は増え続き、2025年には超高齢社会に突入する見通しだ。

統計庁は29日、「2021高齢者統計」を発表した。今回は「一人暮らしの高齢者」に重点を置いた。

昨年基準で一人暮らしの高齢者世帯は166万1000世帯だった。全高齢者世帯の35.1%を占める。年齢は70代が44.1%で最も多く、女性は71.9%だった。

一人暮らしの高齢者のうち17.1%だけが「健康状態が良い」と答え、彼らの健康状態があまり良くなかった。

また一人暮らしの高齢者のうち、昨年10月基準での就職者は47万600人だ。2019年基準で、生活費を自らまかなうという回答者は44.6%だった。残りは政府・社会団体(31.1%)や子ども・親戚(24.3%)に経済的支援を受けた。

老後の準備をする一人暮らしの高齢者は33.0%に止まった。67.0%が「準備していない」と答えた。

社会安全に関する不安は29.4%で、全体の高齢者が感じる不安よりやや高かった。女性が男性より、年齢が低いほど不安が高かった。

一人暮らしの高齢者世帯はこれからも増える見通しだ。統計庁は、2037年には335万1000世帯に、2047年には405万1000世帯に急増するだろうと予想した。

今年基準の高齢人口は853万7000人で、韓国の全体人口の16.5%を占めた。2025年には20.3%を記録し、高齢者が人口で20%を占める超高齢社会に突入する予定だ。2036年には30.5%、2060年には43.9%に達する見通しだ。

全羅南道(23.8%)、慶尚北道(21.5%)、全羅北道(21.4%)、江原道(20.9%)の4地域は今年基準ですでに超高齢社会に突入した。

2019年基準で65歳生存者期待余命(今後生存すると予想される平均年数)は21.3年だ。男性は19.1年、女性は23.4年だ。経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均より男子は0.8年、女子は1.8年長い。

昨年、離婚件数は前年より3.9%減少したが、65歳の男性は11.1%、女性は13.7%増えた。再婚も全体的には男女それぞれ15.7%、14.5%減少したが、高齢層は1.4%、8.5%増加した。

高齢者の死亡原因はガン、心臓疾患、肺炎、脳血管疾患、アルツハイマー病などの順で多かった。老人1人当たりの診療費は479万6000ウォン、本人負担医療費は111万7000ウォンだった。老人のうち85.6%は無意味な延命医療に反対した。依然として自動車を運転する高齢者が5人に1人を占めた。

高齢者世帯の昨年基準の純資産額は3億4954万ウォンだ。不動産の割合が80.2%で最も高い。貯蓄は14.2%だった。

高齢者雇用率は34.1%、今後働くことを望む55~79歳の高齢者は68.1%だった。働きたい理由は主に生活費のためだった。
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