![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/11/20250711133309317185.jpg)
人工知能(AI)大衆化に乗り出したサムスンが今年、モバイル機器4億台に自社「ギャラクシーAI」機能を搭載するという目標を提示した。 昨年の2億台普及成果に続き、今年はこれを2倍に拡大し、ギャラクシーAI生態系の拡張を本格化するという戦略だ。
サムスン電子・DX(デバイス経験)部門長職務代行のノ·テムン社長は9日(現地時間)、米国ニューヨーク・ブルックリンで開催した「ギャラクシーアンパック2025」以後、記者懇談会を通じ、“今年末までにギャラクシーAIが搭載されたモバイル製品数を4億台まで拡大する”とし、“ギャラクシーAIの長所を多くの消費者が感じて活用してほしい”と説明した。
昨年、ギャラクシーS24を通じてモバイルAI時代の幕開けを知らせたサムスン電子はその後、従来のモデルにも持続的にAI機能のアップグレードを提供した。 今年はギャラクシーAシリーズまで適用範囲を拡大した。
サムスン電子はギャラクシー端末に適用されるAIの基本機能は今後も引き続き無料で提供する計画だ。 ノ社長は“ギャラクシー消費者に最も良い機能と経験を提供する”とし、“今年が過ぎても当分無料政策を維持する”と述べた。 ただし、一部の顧客はパートナー社のプレミアムAI機能をギャラクシーで活用することを望んでいると言及し、“パートナー社と議論中”と余地を残した。 一部のプレミアム機能は有料化できるが、その他には無料政策を継続するという意味と読める。
一方、この日、サムスン電子は2回折る3段フォルダブルフォンである「トライフォールドフォン」の年内発売を予告し、期待感を高めた。 また、拡張現実(XR)ヘッドセット「プロジェクト無限」も今年市場に出す。
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