英BBC放送は20日(現地時間)、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が新型コロナウイルス(コロナ19)拡大の影響で来年東京で夏季オリンピックが開催されなかった場合、今回のオリンピックは中止となる見通しを認めたと報じた。
トーマス・バッハ会長は、「組織委員会の3000人から5000人を永久に雇用することはできない」とし「毎年世界のスポーツカレンダーを変更することはできない上、アスリートに不安を抱かせることはできない」と、その理由について説明した。
当初、東京オリンピック・パラリンピックは今年7月に開催される予定だったが、コロナ19事態が長期化する可能性があるという懸念により、1年後に延期された。
日本の安倍晋三首相は延期を決める過程の中で、1年の延期を「最後の選択肢」と強調したという。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>