![[写真=ハンファQセルズ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/23/20250523135837281452.png)
ハンファソリューション・Qセルズ部門(ハンファQセルズ)が次世代太陽電池「タンデムセル」商用化のための最後の関門である国際標準認証を世界で初めて獲得した。
22日(現地時間)、ハンファQセルズ・米国法人によると、ドイツのタールハイムパイロット工場で生産したペロブスカイト-シリコンタンデムセル(二重電池)搭載モジュールが、国際電気技術委員会(IEC)と米国安全試験機関UL(Underwriters Laboratories)から公式認証を受けた。 タンデムセルモジュールが国際標準規格認証を受けたのは今回が初めてだ。
タンデムセルは、異なる波長の光を吸収するペロブスカイトセルと結晶質シリコンセルを垂直に積み上げて発電効率を高めた次世代太陽電池だ。 上段にはペロブスカイトセル、下段にはシリコンセルが位置し、多様な光を効率的に電気に変える。 既存の太陽光パネルより発電効率が最大50%ほど高く、太陽光産業の「ゲームチェンジャー」として注目されている。
ハンファQセルズは昨年12月、ドイツのフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所から大面積(M10規格、330.56㎠)タンデムセルの発電効率を公式認証されたのに続き、今回は長期ストレステストを通過し、技術の耐久性も立証した。
業界は今回の認証を通じ、ハンファQセルズがタンデムセルの商用化に事実上近づいたと評価している。 実際に製品の信頼性と安定性の検証まで終え、技術商用化のための最後の峠を越したわけだ。
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