![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/23/20250523141836567620.jpg)
サムスンSDIが最近実施した有償増資で、株主配分物量が全て消化され、興行に成功した。
サムスンSDIは自社株組合と旧株主(新株引受権証書保有者)を対象にした請約の結果、全体請約率が101.96%を記録したと公示した。 発行予定株式数は1182万1000株であり、超過請約106万株余りを含め、計1205万2922株の請約が受け付けられた。
このうち、自社株組合は235万321株、旧株は864万2408株を申し込んだ。 残った実権株および単数株4万736株は27~28日に一般公募を通じて請約を進行する予定だ。
新株は来月13日に有価証券市場に上場され、発行価格は1株当り14万ウォンだ。
サムスンSDIの今回の有償増資の興行は、筆頭株主であるサムスン電子(持分率19.58%)の積極的な請約への参加と、自社株の事前請約の早期締め切りが影響を及ぼしたものと分析される。 サムスン電子は割り当て株式数の120%まで申し込む計画を明らかにしている。
業界と金融界では最近、サムスンSDIの株価が低評価されたうえ、電気自動車やエネルギー貯蔵装置(ESS)用バッテリーなど、中長期成長の可能性が請約興行につながったという評価が出ている。
サムスンSDIは今回の有償増資を通じて約1兆6500億ウォンの資金を調達する予定であり、該当資金は米国GMとの合弁法人投資、ハンガリー工場増設、全固体電池生産ライン構築などに投入し、バッテリー全事業領域の競争力を強化する方針だ。
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