2026. 09. 29 (火)

地球軌道にAIチップ搭載の試験衛星を打ち上げるグーグル

写真=ロイター通信
[写真=ロイター通信]


グーグルは、自社のAIチップを搭載した試験衛星を初めて地球軌道に打ち上げる。宇宙の太陽光を利用してAI演算を行う「軌道データセンター」の構想が、研究論文の段階を超え実証段階に入ることになる。
 
26日、IT業界によると、グーグルは宇宙データセンター研究プロジェクト「プロジェクト・サンキャッチャー」の初の試作衛星を10月1日にスペースXの共同打ち上げミッション「トランスポーター-18」に搭載して打ち上げる。発射体はファルコン9で、アメリカ・カリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地から発射される。
 
「MVP」と名付けられたこの衛星は、衛星企業プラネットと共同開発され、サイズは冷蔵庫ほどである。衛星にはグーグルのトリリウム世代テンソル処理装置(TPU)4基と、それを駆動する約1kW規模の太陽光パネルが搭載される。衛星は計画通りであれば、1年間軌道で運用される。
 
今回の発射の核心はAIチップの「生存」検証である。グーグルはこの任務が自社のAIハードウェアが宇宙で耐えられるかどうかを確認するためのものであると説明した。グーグルは、△発射過程の振動と加速、△低軌道宇宙放射線、△真空状態での極端な温度変化の中でTPUがどのように反応するかの実測データを取得する計画である。
 
発射後、軌道に入るまでの約10分間、衛星には最大10Gの加速が持続的に加わり、TPUなどの個別部品は50~100Gの衝撃を受ける可能性がある。空気がないため対流で熱を冷却できない宇宙環境を考慮し、ヒートパイプと放熱板を組み合わせた冷却方式も試験される。
 
地上での検証はすでに完了している。グーグルはアメリカのUCデイビス・クロッカー核研究所でトリリウムTPUに陽子ビームを照射する方法で放射線耐性を試験し、TPUは5年の任務で受けるレベルを超える累積放射線量に耐えた。発射振動に備え、衛星を3軸全方向に揺らす振動試験も実施した。
 
グーグルが宇宙に目を向けた理由は電力である。グーグルによれば、ほぼ常に太陽光が当たる軌道では、同じ太陽光パネルで地上の最大8倍の電力を得ることができる。チップではなく、電力がハイパースケーラーのデータセンター拡張を妨げる主要な制約となっている状況である。グーグルの親会社アルファベットは、今年1950億~2050億ドルを設備投資に注ぎ込んでいる。
 
プロジェクト・サンキャッチャーは2025年11月に初めて公開された。TPUを搭載した太陽光衛星を高速光通信で接続し、軌道に分散型演算クラスターを構築することが最終目標である。今後、衛星は1機あたり数十個のTPUを搭載し、レーザーリンクで相互接続される可能性がある。グーグルは衛星間の高帯域幅レーザー通信を試験する衛星2機の打ち上げを2027年に計画している。
 
ただし、今回の発射は商業データセンターではなく、限られた工学試験である。搭載された演算能力は商業施設よりもサーバー1台に近いレベルである。宇宙データセンター競争にはスペースXも軌道AIデータセンター計画を発表し、アメリカ連邦通信委員会(FCC)に関連申請を行うなど参入している。



* この記事はAIによって翻訳されました。
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