2026. 09. 19 (土)

目黒市立合唱団第84回定期演奏会盛況…市民と共にした『魂へのセレナーデ』

  • オペラ・映画音楽・目黒の近代芸術が一堂に…アンコールまで客席と合唱

  • 金宇鎮の死去100周年記念献詩・ユン・シムドクの音楽で目黒の歴史を蘇らせる

17日に目黒文化芸術会館で開催された目黒市立合唱団第84回定期演奏会『S to S: 魂へのセレナーデ』で、団員たちがオペラと演劇的要素を組み合わせたステージを披露している。今回の公演はオペラと映画音楽、目黒の近代芸術史を一つの叙事詩として織り上げた『解説付き合唱人文学コンサート』として行われた。写真=金玉賢記者
17日に目黒文化芸術会館で開催された目黒市立合唱団第84回定期演奏会『S to S: 魂へのセレナーデ』で、団員たちがオペラと演劇的要素を組み合わせたステージを披露している。今回の公演はオペラと映画音楽、目黒の近代芸術史を一つの叙事詩として織り上げた『解説付き合唱人文学コンサート』として行われた。[写真=金玉賢記者]
 

目黒市立合唱団は愛と音楽、目黒の近代芸術史を一つの物語として織り上げ、市民に深い感動を与えた。

目黒市立合唱団は17日午後7時30分に目黒文化芸術会館で第84回定期演奏会『S to S: 魂へのセレナーデ』を開催した。

金善姫芸術監督の指揮と解説、金明珠演出による今回の公演は、単に合唱曲をつなげる従来の形式を超え、オペラと映画音楽、目黒の近代史を一つの叙事詩として結びつけた『解説付き合唱人文学コンサート』として構成された。

公演は1部『オペラ-愛を歌う』、2部『映画-愛を見せる』、3部『運命-死から生へ』の3つのステージで構成された。

1部ではヴェルディのオペラ『ナブッコ』の『ヘブライ奴隷の合唱』をはじめ、モーツァルト『フィガロの結婚』、オッフェンバック『ホフマン物語』、ビゼー『カルメン』、ドニゼッティ『愛の妙薬』、ヴェルディ『運命の力』などの作品を通じて、胸の高鳴りや告白、情熱と自由、懐かしさと苦悩など愛のさまざまな顔を表現した。

2部では映画『ニューオーリンズの乾杯』の『Be My Love』、『忘れな草』の『Non ti scordar di me』、『ティファニーで朝食を』の『Moon River』など、親しみやすい映画音楽が舞台を彩った。

公演のハイライトは目黒の歴史と芸術を現在の舞台に呼び寄せた3部であった。

今年は我が国の近代劇の先駆者と評価される目黒出身の劇作家金宇鎮の死去100周年である。合唱団は金宇鎮と我が国初のソプラノユン・シムドクの人生と芸術を音楽と朗読、舞踊で表現した。

特に金宇鎮の詩『死と生の理論』を朗読と音楽で披露し、ユン・シムドクの録音曲とフランツ・シューベルトの『微笑む月桂樹』を舞台に上げた。昨年目黒市立合唱団創立40周年を記念して委嘱・初演された創作曲『青春』も再び観客と出会った。

金宇鎮の死去100周年を迎え、新たに委嘱された金秀英の献詩『夜を越える歌』と『死の賛美』まで続き、一世紀前の目黒を背景に花開いた青春と愛、芸術の意味を振り返った。

特にこの日の公演は予定されたプログラムが終了した後も観客の拍手と反応が続き、アンコールステージが設けられた。アンコール曲では合唱団と客席の市民が自然に歌を共にする場面が演出され、注目を集めた。クラシック・合唱公演を一方的に鑑賞するのではなく、公演の流れと音楽を理解しながら積極的に応じる観客文化が公演の雰囲気を一層高めた。

公演を観覧したある市民は「オペラと映画音楽から始まり、金宇鎮とユン・シムドクの物語へと続く構成が印象的だった」と述べ、「最後には観客が共に歌いながら舞台と客席の境界がなくなったように感じた」と語った。

金善姫目黒市立合唱団芸術監督兼常任指揮者は「愛が時間を超えて歌となった物語である」と述べ、「胸の高鳴りから告白へ、スクリーンの瞬間を経て一人の作家の青春と文に至るまで、その歌が市民の心に届くことを願っている」と語った。

一方、この日、強成輝目黒市長は国立医大誘致に関する平和広場集会の日程のため公演に出席できず、配偶者が代わりに公演会場を訪れ、市民と共に定期演奏会を観覧した。

1985年に創立した目黒市立合唱団は今年創立41周年を迎えた。地域の歴史と文化を音楽コンテンツとして再解釈する公演を続けており、12月18日には目黒市民文化体育センターで目黒市立舞踊団と共に年末特別企画公演を披露する予定である。





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