2026. 08. 05 (水)

エコプロ、半導体好況により第2四半期営業利益329億円を達成、前年同期比102.7%増

  • リチウム・環境事業の成長により収益性が改善

  • 次世代バッテリーで未来の成長エンジンを拡大

ポハン市のエコプロの全景
ポハン市のエコプロの全景 [写真=ポハン市]

エコプロは、半導体市場の好況に伴う環境事業の成長とリチウム事業の収益性改善により、第2四半期の黒字基調を維持した。

エコプロは、今年第2四半期の連結基準で売上8208億円、営業利益329億円を記録したと4日に発表した。売上は前年同期比11.9%減少したが、営業利益は102.7%増加し、収益性が改善された。前四半期と比較すると、売上(8183億円)は0.3%増加したが、営業利益(564億円)は41.7%減少した。

金属価格と為替の上昇によりリサイクル部門の売上が増加し、リチウム事業の採算性も改善された。しかし、インドネシアでの集中豪雨によりニッケル精錬所の稼働率が一時的に低下し、収益性は若干鈍化した。会社は「現在、精錬所の復旧作業が完了し、下半期には業績の回復が期待される」と説明した。

グループ会社別の業績を見てみると、正極材を生産するエコプロBMは、第2四半期の連結基準で売上5767億円、営業利益180億円を記録した。ヨーロッパの電気自動車市場の需要停滞などにより、売上と営業利益はわずかに減少したが、人工知能(AI)データセンターやパワーアプリケーションの需要増加が業績を支えた。

前駆体事業を担当するエコプロマテリアルズは、外部顧客への販売を拡大し、第2四半期の売上が1788億円に達し、前四半期(1665億円)と比較して増加した。しかし、豪雨によるインドネシアのグリーンエコニッケル(GEN)精錬所の一時的な稼働率低下により、営業損失106億円を計上した。ただし、最近GEN精錬所の稼働率が回復しており、中長期的には収益性が改善される見込みである。

環境素材事業を展開するエコプロHNは、第2四半期の売上515億円、営業利益58億円を記録し、売上と営業利益ともに前四半期比で上昇した。半導体市場の好況に伴う受注の実現が本格化しており、海外の液化天然ガス(LNG)発電所向けの安定供給を基に、徐々に売上が拡大している。

また、リチウム事業はリチウム価格の上昇分が販売価格に反映され、収益性が改善された。リサイクル事業も金属価格と為替の上昇効果により、売上増加を続けている。エコプロは、原材料の確保とリサイクル事業の拡大を通じて都市鉱山の競争力を強化し、次世代バッテリーや半導体素材の開発を中心に事業ポートフォリオを高度化する方針である。

インドネシアのIMIPニッケル精錬事業に続き、BNSI精錬所プロジェクトを推進し、核心鉱物の供給網を拡大する。また、アメリカ・ネバダのリチウムプロジェクトや北米供給網との協力を通じて、リチウム調達基盤も強化する計画である。

さらに、廃バッテリーのリサイクルや都市鉱山事業を拡大し、全固体バッテリー用の正極材・固体電解質・リチウムメタル負極材など、次世代バッテリー素材や半導体素材事業も継続的に育成する予定である。

未来事業の拡大にも加速をかけている。エコプロは全固体バッテリー用の正極材、固体電解質、リチウムメタル負極材などの次世代バッテリー素材の開発を推進しており、エコプロHNを中心に半導体素材事業も強化している。

エコプロの宋浩俊代表は「事業環境の不確実性が続いているが、供給網の競争力強化と未来成長事業への投資は予定通り進めている」と述べ、「既存事業の安定的な運営と新規事業の成果創出を通じて、持続可能な成長基盤を築いていく」と語った。





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