2026. 07. 11 (土)

金泰孝の拘束審査…『友好国への戒厳令正当化メッセージ』伝達指示の疑惑

  • 特検「国家安保室捜査の核心」…『内乱重要任務従事・職権乱用』適用

  • 米国など友好国に戒厳令の正当性を説明したのか…金「次の機会にお話しする」

金泰孝前国家安保室1次長が5月15日、京畿道果川に設置された権昌永2次総合特別検査チームの事務所に出席している。写真=聯合ニュース
金泰孝前国家安保室1次長が5月15日、京畿道果川に設置された権昌永2次総合特別検査チームの事務所に出席している。 [写真=聯合ニュース]
 
12・3の非常戒厳令の正当性をアメリカなど友好国に説得するメッセージを送った疑いを持たれている金泰孝前国家安保室1次長が、10日、拘束審査のため法廷に出席した。

ソウル中央地裁の内乱令状担当部長判事は、午前10時から内乱重要任務従事及び職権乱用の疑いを受けている金前次長に対する拘束前の被疑者尋問(令状実質審査)を進めている。拘束の可否は、早ければ同日午後に決定される見込みである。

2次総合特検チーム(権昌永特別検査官)の権英彬特別検査官補は、令状実質審査に入る前に「12・3内乱に関連して、用山大統領室の中で捜査が行われていなかった国家安保室部分について、金前次長の行為が非常に重大であると判断し、令状を請求した」と説明した。

続けて「昨日、大法院で非常戒厳令に関連して『政府の立場文を発表した行為は誤りである』と判断された」とし、「金前次長の行為も誤りであることは明白である」と指摘した。

金前次長は『友好国への戒厳令メッセージを伝達した行為を認めるか』、『戒厳解除後もメッセージ伝達を指示したか』、『尹錫悦前大統領の指示を受けたか』などの取材陣の質問に対し、「次の機会にお話しする」との回答だけを残し、法廷内に向かった。

特検チームは、金前次長が尹前大統領の指示に従い、非常戒厳令宣言直後に安保室、外交部の公務員に対してアメリカなど友好国に非常戒厳令を正当化する内容のメッセージを伝達するよう指示したと疑っている。安保室、外交部の公務員が違憲・違法な戒厳令を正当化する義務のない行為を指示した疑いについても調査している。

特検チームによると、該当メッセージには『今回の措置は自由民主主義を守るためのものである』、『国会が弾劾訴追、予算削減などで行政を麻痺させ、韓国憲法秩序の実質的破壊を企てたことに対抗して憲法の枠内で政治的示威を行ったものである』、『尹錫悦大統領は反北左派と反米主義に対抗する立場を堅持している』などの内容が含まれていたことが確認された。 

特検チームは、4月に金前次長の自宅や大学の研究室に対する強制捜査に着手し、5月には京畿道果川の特検事務所に彼を被疑者として呼び調査した。その後、7日に金前次長に対する拘束令状を請求した。



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