2026. 07. 11 (土)

セルトリオンの高収益製品、欧州でのシェア拡大… 直販戦略の効果

セルトリオンの慢性特発性蕁麻疹およびアレルギー性喘息治療薬オムリクローの写真
セルトリオンの慢性特発性蕁麻疹およびアレルギー性喘息治療薬『オムリクロー』 [写真=セルトリオン]

セルトリオンの高収益製品群が欧州市場で急速にシェアを拡大している。現地法人が主導した国別のカスタマイズ直販戦略が成果を上げていると考えられる。

セルトリオンは10日、「主要なバイオシミラー製品が欧州全域で安定した成長を続けている」と発表した。医薬品市場調査機関アイキュビア(IQVIA)によると、慢性特発性蕁麻疹治療薬『オムリクロー(成分名:オマリズマブ)』は、今年第1四半期において欧州市場で約16%のシェアを記録した。

特にスペインでは71%に達するシェアを記録し、市場を事実上主導している。このほかにもポルトガル(47%)、アイルランド(41%)、ノルウェー(31%)など主要国で高いシェアを示した。セルトリオンの関係者は「ファーストムーバーとしての市場先占効果に加え、欧州現地法人が主導した国別のカスタマイズ直販戦略が成果につながった」と説明した。

抗がん剤『ベグゼルマ(成分名:ベバシズマブ)』も競争力を維持している。ベグゼルマは同期間に欧州で約28%のシェアを記録し、1年9か月連続でベバシズマブ市場シェア1位を維持している。

自己免疫疾患治療薬『ユプライマ(成分名:アダリムマブ)』は約22%のシェアで1年間連続して欧州市場処方1位を記録した。英国(49%)、イタリア(46%)など主要国で高いシェアを確保したことが業績を牽引した。

『ステキマ(成分名:ウステキヌマブ)』も欧州市場で約9%のシェアを記録し、徐々に拡大の流れを見せている。ポルトガル(41%)、スウェーデン(28%)、イタリア(20%)などで処方が増加している。

セルトリオンは下半期の業績拡大に向けて、欧州現地の営業人員を増やし販売能力を強化する一方、欧州呼吸器学会(ERS)、欧州腸疾患学会(UEGW)など主要学会に参加し、医療従事者などの重要な利害関係者に対するマーケティングを強化する計画である。

セルトリオンの関係者は「欧州主要国で大規模入札が継続的に予定されている」とし、「販売拡大を通じて業績成長につなげられるよう全力を尽くす」と述べた。

一方、セルトリオンは今年第2四半期に市場期待を上回る業績を記録し、成長を続けている。

セルトリオンが最近発表した連結基準の第2四半期の暫定業績は、売上高1兆3000億ウォン、営業利益4300億ウォンである。前年同期比で売上高35.2%、営業利益77.3%増加した歴代第2四半期基準の最大数値である。営業利益率も昨年25%水準から33%に大幅に改善された。

特に営業利益は、今年初めに示した将来事業・経営計画公示での第2四半期営業利益目標である4000億ウォンを超過達成した。




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