2026. 07. 08 (水)

過剰な借金投資から保険金のペイバックまで…金融監督院、消費者被害の防止に全力

  • 『金融消費者保護改善ロードマップ』推進課題

ソウル・汝矣島に位置する金融監督院の全景 2026年2月20日 写真=ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com
ソウル・汝矣島に位置する金融監督院の全景。2026年2月20日[写真=ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com]
金融当局は過剰な「借金投資」、保険金の漏出、人工知能(AI)の普及に伴う情報漏洩など、金融消費者の被害が懸念される分野を中心に監督を一層強化する。

金融監督院は6日に「第3回消費者危険対応協議会」を開催し、金融消費者保護のための主要な危険要因と対応策について議論したと7日に発表した。

まず、金融監督院は最近の株式市場の変動性が拡大する中、信用融資やストックローンなど株式関連の貸付が急速に増加しており、過剰なレバレッジ投資による消費者被害の可能性が高まっていると診断した。実際、信用融資残高は昨年末の27兆3000億ウォンから先月末には37兆3000億ウォンに増加し、未収取取引の反対売買規模も大幅に拡大した。

これに対し、金融機関はレバレッジ投資の構造とリスクを消費者に十分に説明し、借金投資を事実上助長する営業慣行が発生しないよう管理・監督を強化する方針である。また、運用会社の過剰なマーケティングについても継続的に点検することにした。

保険分野では、医療機関など保険金支払いに関連する第三者の行為が保険料の引き上げにつながる可能性があることが問題視された。金融監督院は、医療・法律サービス提供者などが過剰診療や費用の引き上げを誘導する「第三者リスク」を管理するため、保険商品設計から販売、保険金支払い、アフターケアまでの全過程に適用される「保険金関連第三者リスク管理ガイドライン」を策定し、実施することにした。

最近、一部の療養病院ががん患者に対して保険適用外の診療費の一部を返還するいわゆる「ペイバック」行為も重点管理対象に挙げられた。金融監督院は調査過程で保険詐欺の疑いが確認された場合、捜査を依頼し、保健福祉部や国民健康保険公団など関係機関に関連資料を提供するなど、連携を強化する計画である。

AIの活用拡大に伴う情報盗用やハッキング事故など、消費者被害の可能性についても懸念を表明した。金融監督院は最近、金融機関がAIの研究開発や顧客分析のために導入したビッグデータプラットフォームシステムに個人信用情報など大量の資料が集中しており、制御装置が機能しない場合、個人信用情報の誤用・濫用の可能性があると指摘した。

違法な私的金融と金融消費者の権益保護のための制度改善も推進する。車両を違法に担保として押さえ、高金利を取る登録貸金業者については関係機関と共同点検を実施し、保険代理店(GA)の個人情報(DB)取引や不当な乗り換え営業についても内部統制基準を強化し、違法行為を厳しく取り締まる方針である。

イ・チャンジン金融監督院長は「市場の変動性が大きい状況では、金融機関が顧客資産のリスク管理者としての責任を果たさなければならない」と述べ、「保険商品に内在する第三者リスクや違法な私的金融、AI基盤の金融事故など消費者被害要因にも関係機関と協力して迅速に対応する」と語った。



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