2026. 07. 08 (水)

韓流が190億ドルを生み出し、24万の雇用を創出

  • コンテンツ、消費財、観光などの輸出急増

韓流による総輸出額2022~2025
韓流による総輸出額(2022~2025)

韓流が韓国経済を牽引する産業として定着しているとの分析が発表された。

文化体育観光部と韓国国際文化交流振興院が7日に発表した『2025年韓流エコシステム研究』によると、今年の韓流による輸出額は189億7500万ドルで、昨年より15.9%増加した。

音楽・ドラマなどのコンテンツ輸出は101億8800万ドル、化粧品・食品・観光などの消費財と観光輸出は87億8800万ドルを記録した。これらはそれぞれ前年に比べて14.2%、18%増加した。特に、ネットフリックスのアニメ『K-POPデーモンハンターズ』のヒットにより、音楽輸出は84%、観光輸出は37.8%急増した。

韓流の経済効果も過去最大であった。生産誘発効果は48兆2800億ウォン、付加価値誘発効果は20兆7925億ウォン、雇用誘発効果は24万2370人と集計された。過去10年間の韓流関連輸出は2.68倍に増加し、同期間の韓国全体の商品・サービス輸出増加率(1.36倍)の約2倍に達した。

ただし、韓流の成長がすべての地域で続いているわけではない。アメリカ・イギリス・アラブ首長国連邦(UAE)では韓流への関心と好感が高まったが、タイ・ベトナム・マレーシアなど東南アジアの主要市場では両指標がともに低下した。研究チームは、韓流が量的には成長しているものの、主要市場では疲労感が見られると分析した。

中東では国ごとに韓流の受け入れ方が異なった。『転換期イスラム世界の韓流受容:中東韓流はどこまで来ているか』によると、『イカゲーム』を契機に韓流は男性・親世代まで拡大した。しかし、研究チームはドラマ『すべてが叶う時に』のイスラム象徴の活用など文化的緊張や成果主義の限界を批判的に指摘し、ムスリムの諮問団による検討を含む反韓流リスク管理と国別のカスタマイズ戦略の制度化を提言した。

日本では政治的対立と文化消費が必ずしも連動しないことが明らかになった。『日本韓流コンテンツの現地化戦略の進化と受容様相の変化:K-POPと韓国ドラマを中心に』によると、韓国に好感を持たない人々の中でもK-POPや韓国ドラマを引き続き消費するケースが少なくなく、K-POPは韓国語の原曲で、ドラマは韓国語の音声と字幕で楽しむ傾向が顕著であった。

朴昌植院長は「経済的波及効果の分析と主要市場の現地研究を継続的に深め、韓流政策の実質的な基盤として発展させていく」と述べた。

『2025年韓流エコシステム研究』は韓国国際文化交流振興院の韓流調査研究アーカイブからダウンロード可能である。



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