2026. 07. 07 (火)

会計検査院、選挙管理委員会の会計監査を開始…投票用紙不足や海外出張を重点調査

  • 総勢42名の監査チームを編成…8月までに2回に分けて調査

金浩哲会計検査院長が先月24日、ソウル・鍾路区の会計検査院で行われた記者懇談会で発言している。写真=聯合ニュース
金浩哲会計検査院長が先月24日、ソウル・鍾路区の会計検査院で行われた記者懇談会で発言している。 [写真=聯合ニュース]
6月3日の地方選挙で投票用紙不足が発生した選挙管理委員会に対し、会計検査院が会計監査を開始した。会計検査院は、投票用紙の印刷予算や随意契約、海外出張など、最近の選挙管理委員会を巡る各種疑惑に関する予算執行全般を調査する計画である。

会計検査院は6日、「選挙関連予算の編成及び執行実態」に関する実地監査に本格的に着手すると発表した。

これに先立ち、会計検査院は先月、監査委員会の決議を経て、選挙管理委員会の会計監査のための資料収集を進めていた。

今回の監査対象機関は中央選挙管理委員会とソウル・京畿・釜山地域の選挙管理委員会、及び管轄の区・市・郡の選挙管理委員会である。

会計検査院は行政・安全監査局長を団長とし、総勢42名の大規模な監査チームを編成し、7月6日から24日、8月中に14日間の2段階に分けて監査を実施する予定である。

会計検査院は1段階の結果を報告し、監査対象や重点分野、人員の拡大の有無などを決定する方針である。

今回の監査は、投票用紙不足の事態に関連して、選挙管理委員会の初動状況把握の不十分さや指揮・対応体制の問題点が明らかになったことに起因している。

特に、投票用紙の最低印刷基準の引き下げや印刷予算の執行、随意契約、海外出張などに関する疑惑が相次ぎ、選挙管理委員会の改革と外部監査の必要性が高まったとの判断も反映されている。

実際、中央選挙管理委員会の真相究明委員会によると、6月3日の地方選挙で投票用紙が不足した投票所は141か所に達した。

そのうち26か所では投票用紙不足により投票が中断される事態が発生した。

投票用紙の最低印刷基準を60%から50%に引き下げる決定も事務総長の決裁で行われたことが明らかになった。

選挙管理委員会の過度に高い随意契約の比率も問題視されている。国民の力の主治院議員が選挙管理委員会の5年間の契約2665件を全数分析した結果、82.1%が随意契約であった。昨年は随意契約の比率が87.7%に達した。

選挙管理委員会職員の海外出張に関する疑惑も提起されている。国民の力の金基賢議員が中央選挙管理委員会から受け取った「最近5年間の選挙管理委員会職員の海外出張状況」によると、2022年から今年6月までの海外出張は合計107件、出張人数は461名で、総費用は24億5255万ウォンであった。

ノ・テアク前中央選挙管理委員長は在任中に3回にわたりドイツやスウェーデンなどへの海外出張を行ったが、配偶者と同行しても事後報告書には関連内容が記載されていなかったことが明らかになった。

会計検査院はこれに伴い、今回の監査で投票用紙の印刷予算の編成と執行、投票用紙の印刷契約、選挙関連の各種手当の支給、公務の海外出張及び旅費の執行に関する事項を重点的に点検する。また、随意契約の締結に関して契約単価の算定や仕事の集中、分割契約、特恵疑惑なども調査する予定である。

会計検査院の関係者は「会計検査院の処分要求の履行実態などを点検し、選挙管理委員会に対する国民の疑惑解消の方策を講じる予定である」と述べた。

なお、憲法機関である選挙管理委員会は、会計検査院の職務監察の対象に含まれないとの憲法裁判所の決定により、会計検査院は選挙管理委員会に対して会計監査のみを実施できる。選挙管理委員会に対する会計検査院の最後の定期監査は2022年に行われた。




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