2026. 07. 07 (火)

信用評価の信頼性が失われる中、国民の半数が900点以上に集中

  • 信用インフレにより800点後半も『中・低信用者』

  • 800点台が900点より金利が低い逆転現象も

  • 金融履歴不足の『シンファイラー』は依然として評価の盲点

写真=チャットGPT
[写真=チャットGPT]
国民の半数が信用点数900点以上に集中しており、個人信用評価会社(CB)の信用点数の信頼性が急速に失われている。高信用者が増加する中、信用点数だけでは借り手のリスクを見極めることが難しくなり、「信用点数が高いほど有利な貸出条件を受ける」という公式も揺らいでいる。

6日、金融界によると、昨年末時点でコリアクレジットビュー(KCB)の信用点数900点以上の人口は2283万人で、全体の45.1%を占めている。NICE信用評価でも900点以上は23804368人で47.9%を占める。

このような信用点数の上昇平準化は、政策金融の対象基準にも現れている。最近発売された中金利生活安定貸出は、信用点数下位50%以下を対象としており、先月末時点でのカットラインはNICEが889点、KCBが875点である。800点後半を記録しても『中低信用者』に分類される。

最近では900点以上の高信用者も銀行の貸出が制限され、第二金融圏に移動する「バルーン効果」が深刻化している。銀行の貸出基準が高くなり、過去の高信用者も相対的に排除される構造が形成されている。実際、先月末時点で5大市中銀行(KB国民・新韓・ハナ・ウリ・NH農協銀行)の家計貸出利用者の平均信用点数は943点に達した。

このように高信用者の割合が増加する中、金融機関はCB点数だけでは借り手のリスクを十分に区別できないと見ている。そのため、CB点数は貸出可能性を判断する最低基準として活用され、実際の貸出限度や金利、承認の可否は独自の信用評価モデル(CSS)を中心に決定される事例が増えている。同じ900点台の中でも、返済能力や取引実績などをより細かく評価する必要性が高まっている。

信用点数に基づく金利のメリットも以前ほど明確ではない。貯蓄銀行中央会の公示を分析した結果、先月末時点で家計信用貸出の取り扱い額が3億ウォン以上の貯蓄銀行の中で、信用点数900点超の借り手金利を公示した30社のうち20%(6社)は、900点超の借り手の平均金利が800点台の借り手よりも高いことが明らかになった。

信用点数は上昇平準化されたが、実際には金融履歴が不足している社会人初心者やフリーランス、自営業者などの『シンファイラー(Thin Filer)』は依然として既存の評価体系で盲点に置かれている。

現在、CB信用評価は過去の金融取引履歴と返済実績を中心に点数を算出する構造であり、安定した収入がない場合や成長可能性があっても金融履歴が不足すれば低い信用点数を受ける可能性が高い。金融委員会によると、2024年末時点でのシンファイラーの平均信用点数は710点程度である。

金融界の関係者は「過去には信用点数850点以上であれば銀行でも十分に高い信用と評価されていたが、今では900点も一般的な点数帯になった」と述べ、「信用点数の上昇平準化により変別力が弱まっているため、金融機関は独自のCSSをより精緻に運用している」と語った。



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