![[写真=ハンファエアロスペース]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/05/20250905152116673155.jpeg)
ハンファエアロスペースが中東・北アフリカ(MENA)地域のための拠点を構築し、安保・経済協力拡大を本格化する。
ハンファエアロスペースは3日(現地時間)、サウジアラビアのリヤドで中東・北アフリカ地域総括法人(RHQ)の開所式を行ったと明らかにした。
RHQはサウジをはじめ、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプトの既存事業を総括する。 特に、サウジの「ビジョン2030」と連係し、サウジ軍の現代化事業および現地化を通じた産業生態系造成など、安保と経済パートナーシップ強化にも中枢的な役割を担当する。 ハンファエアロスペースをはじめ、ハンファシステム、ハンファオーシャンなどハンファグループ防衛産業3社の陸・海・空・宇宙を網羅する統合ソリューションで、地域内の他の国も積極的に攻略する計画だ。
中東・アフリカ総括法人のソン・イル社長は“今回のRHQ発足はハンファグループが域内国家と協力を一層強化できる核心橋頭堡になるだろう”とし、“この間蓄積してきたパートナーシップを基盤に、多様な現地化戦略を樹立し実現していく”と明らかにした。
ソク・ジョンゴン防衛事業庁長も“ハンファエアロスペースの中東・北アフリカ総括法人はサウジをはじめとする地域内のK-防衛産業の先端ソリューション前進基地”とし、“韓国政府もこの前進基地を中心に、地域内の防衛力強化および経済発展に寄与するために努力を惜しまない”と述べた。
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