![[写真=ハンファエアロスペース]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/15/20251015155032326363.jpg)
ハンファエアロスペースがグローバル無人機専門企業「ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)」とグローバル無人機事業進出に乗り出す。 韓米同盟を越え、韓米企業間の防衛産業協力が本格化する見通しだ。
ハンファエアロスペースは14日(現地時間)、米ワシントンDCで開かれた米陸軍協会(AUSA)防衛産業展示会で、GA-ASIと短距離離着陸(STOL)無人機「グレイイーグル-STOL(GE-STOL)」の共同開発契約を締結したと明らかにした。
GE-STOLは、従来のグレーイーグルに短距離離着陸機能を追加したバージョンだ。 同クラスの無人機が普通1km以上の滑走路を必要とするのとは異なり、約100m滑走路だけ確保しても離着陸が可能で、甲板が短い艦上、野地、海辺、駐車場のような環境でも運用可能だ。
今回の契約により、両社はGE-STOL試演機1台を開発し、2027年に初飛行を行い、生産、マーケティングなどで協力し、2028年に購買国に対する初の引き渡しを行う。 ハンファエアロスペースはエンジンとランディングギア、燃料系統などを、ハンファシステムは航空電子装備、任務装備などを供給する予定だ。
また、ハンファエアロスペースはGE-STOL機体の組み立てや生産のため、国内生産施設を設立する計画だ。 本事業は有償増資を通じて確保した資金3000億ウォンを含め、計7500億ウォンを無人機事業に投資すると明らかにした計画の一環だ。
GA-ASIは今後10年間、15兆ウォン規模に達するGE-STOLに対する購買国の需要があると予測している。 米国、英国など北大西洋条約機構(NATO)同盟国、日本、オーストラリアなどがGA-ASI社の無人機を運用している。 在韓米軍もグレイイーグル無人機を運用しており、韓国軍が導入する場合、双方の連合作戦に貢献できる。
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