![[写真=LS電線]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/20/20251020164344954093.jpg)
LSマテリアルズとLSマリンソリューションは20日、全羅南道・海南郡と「海上風力設置港湾事業」推進のための業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。
設置港湾は海上風力団地を造成するための大型機材の組立・積載、船舶停泊およびUC基盤モジュール製造機能を備えた複合インフラだ。 今回の設置港湾は海南(へナム)郡に構築される予定だ。
両社は全羅南道と協力し、今回の設置港湾を通じて海上風力バリューチェーンを強化し、2030年までに約13GW規模で造成される国内海上風力プロジェクトの核心前進基地として活用するという戦略だ。
LSマテリアルズは事業ポートフォリオ拡張のために敷地を買い入れて港湾運営を主導し、既存の輸出中心の風力市場用ウルトラキャパシタモジュール製造事業を国内市場でも拡大する。
LSマリンソリューションは大型HVDC布設船の停泊、運営拠点として港湾を活用し、新規推進中のSOV(海上風力支援船)を連係させ、海上風力団地の運営・メンテナンス力量を強化する計画だ。
これでLS電線をはじめとする関係会社は海底ケーブル供給・施工、SOV、風力モジュール、港湾運営を連係した海上風力バリューチェーンを強化することになった。 今回の事業を通じ、海上風力産業の中核インフラの競争力を高め、西海岸HVDC高速道路プロジェクトの受注競争力も強化するという戦略だ。
業界によると、グローバル海上風力の累積設置容量は、2023年の64GWから2050年には500GW以上に拡大する見通しだ。 これによって設置港湾市場も2024年の約24億ドルから2033年には61億ドル規模に成長するものと予測される。
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