![[写真=LGエネルギーソリューション]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/03/20250903144849478086.png)
LGエネルギーソリューションがメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)と15兆ウォン台の電気自動車用バッテリー供給契約を結んだ。
LGエネルギーソリューションはメルセデス・ベンツと供給契約を締結したと3日、公示した。 具体的に△米国地域内の計75GWh規模の電気自動車バッテリー供給(2029年7月~2037年12月) △欧州地域内の計32GWh規模の電気自動車バッテリー供給(2028年8月~2035年12月)の2件だ。
計100GWhを超える大規模な供給契約だ。 バッテリー業界は今回の契約が次世代円筒型バッテリーである46シリーズであると見ている。 これまで発表した46シリーズの供給契約の中で最大規模だ。 電気自動車約150万台を生産できる物量だ。 このような条件をすべて考慮した時、約15兆ウォン台の契約と推算される。
LGエネルギーソリューションは昨年10月にもメルセデス・ベンツ側と計50.5GWh規模の電気自動車バッテリー供給契約を締結していた。 これも46シリーズの受注で業界は見ている。 推定通りなら、LGエネルギーソリューションがメルセデス・ベンツから計150GWh以上の46シリーズの受注を確保したわけだ。
次世代円筒形バッテリーと呼ばれる46シリーズは直径46mm、高さ80~120mmで構成された製品だ。 既存の2170製品と比べ、エネルギーおよび出力が少なくとも5倍以上高く、空間効率性に優れている。 エネルギー当たりの工程回数の減少で、製作に必要な時間と費用を節約することができ、価格競争力も高い。
LGエネルギーソリューションは米国と欧州現地で46シリーズの生産に突入するものと見られる。 LGエネルギーソリューションは現在、米アリゾナに36GWh規模の円筒型専用生産工場を建設中だ。 来年から46シリーズの本格量産を始める。 ポーランドのヴロツワフ工場も46シリーズの生産能力を備えるものとみられる。
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