ハンファ、ポーランドで「天橆誘導弾」生産へ…現地初の合弁法人設立

[写真=ハンファエアロスペース]
[写真=ハンファエアロスペース]

ハンファエアロスペースがヨーロッパの「防衛産業ブロック化」に対応するため、ポーランド現地企業と協力しヨーロッパ本土攻略を強化する。 現地生産施設の構築を通じ、ポーランドと安保協力関係を強固にし、これを踏み台にグローバル市場に進出するという計画だ。

ハンファエアロスペースはポーランド最大の民間防衛産業企業であるWBグループと多連装ロケット「天橆(チョンム)」の誘導弾生産のための現地合弁法人(JV)の設立に最終合意したと3日、明らかにした。

2日(現地時間)、ポーランド「国際防衛産業展示会(MSPO 2025)」で開かれた合弁法人契約式には、ハンファエアロスペースのソン・ジェイル代表、WBグループのPiotr Wojciechowski会長をはじめ、韓国国防省のチョ・ヒョンギ資源管理室長、ポーランドのWładysław Marcin Kosiniak-Kamysz副首相兼国防相など、両国政府および業界の主要人物が参加した。

合弁法人は生産施設のインフラ構築、現地採用などを通じ、天橆のポーランド輸出型である「Homar-K」に搭載される射程80km級誘導弾(CGR-080)を生産する計画だ。

合弁法人で生産する物量はポーランドにまず供給し、今後、両社の協議を通じて弾種を多様化し、欧州内の他の国への輸出も推進する。
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