![[写真=起亜]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/10/20250610172152151432.jpg)
起亜が1977年以来、なんと48年ぶりに中型標準車の次世代モデルを披露する。
起亜は10日、京畿オートランドで次世代中型標準車(KMTV)の量産出庫記念式を行い、本格的な量産を開始すると明らかにした。
起亜は2019年12月に陸軍と事業契約を締結した後、試作品開発、開発試験・運用試験評価、初度試験・先生産などの過程を経て、本格的な量産に乗り出すことになった。
起亜の次世代中型標準車は2.5トンと5トンの2つのモデルで発売される。 中型標準車は280馬力(2.5トン)、330馬力(5トン)ディーゼルエンジンに8段自動変速機が適用され、水深1mの河川渡渉、60%の縦傾斜(前・後進を通じて傾斜路を上り下りすること)と40%の横傾斜(横に傾けたまま走行すること)走行などが可能だ。
さらに、電磁波遮蔽設計、氷点下32度の冷始動、ランフラットタイヤ、最大25人(5トン基準)まで搭乗可能な輸送能力を備えており、厳しい環境でも安全な走行能力を発揮するという説明だ。 軍用車であるにもかかわらず、アラウンドビュー、エアサスペンションシート、前後方カメラ、ナビゲーションなど、最新の便宜仕様が多く含まれた。
起亜は今月から韓国陸軍に中型標準車を引き渡すことを皮切りに、国内外の顧客に中型標準車の供給を推進する計画だ。
起亜関係者は“起亜軍用車両は険地走行性能と耐久性が認められ、グローバル販売を拡大している”とし、“今後も革新技術を適用し、軍の安全な移動を支援する特殊車両を開発するなど、軍用モビリティの未来ビジョンを持続的に提示していく”と述べた。
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