韓悳洙（ハン・ドクス）前首相が2日、大統領選出馬を宣言した。
韓前首相は同日午前、国会疎通館で開かれた大統領選出馬記者会見で、「任期初日に『大統領直属改憲支援機構』を立ち上げ、改憲成功に総力を傾ける」とし、「就任初年度に改憲案をまとめ、2年目に改憲を完了すると明らかにした。続けて「3年目に新しい憲法によって総選挙と大統領選挙を実施した後、直ちに辞任する」と述べた。
彼は「改憲の具体的な内容は国会と国会と国民が激しく討論して決めるが、私は牽制と均衡、すなわち分権という核心方向だけを提示する」と説明した。
韓前首相は「これまで多くの政府と多数の政治家が改憲を約束したが、自分の番が回ってくると、その都度の状況と利害関係によってこっそりと態度を変えた」とし「権力を目標に生きてきた政治家は改憲に着手することも、改憲を完遂することもできない」と付け加えた。
さらに「大統領と国会が牽制と均衡の中で力を分け、政治の司法化と司法の政治化が共に消えるようにすること、ガバナンスが制度化され行政が効率化され、韓国政治と韓国政府が真に国利民福に貢献することが正しい改憲であり追求すべき核心目標」と強調した。
一方、韓前首相 は1970年行政考試で公職に入門し保守と進歩を問わず政権を行き来しながら通商交渉本部長、青瓦台経済首席、経済副総理、国務総理などを歴任した経済·通商分野専門官僚だ。
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