尹大統領、国会弾劾可決後の立場文発表…「最後の瞬間まで最善を尽くす」

写真=聯合ニュース
[写真=聯合ニュース]

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は14日、弾劾訴追案が国会本会議を通過した直後、「私は決してあきらめない」という立場を明らかにした。

尹大統領はこの日、「国民に申し上げる言葉」を出し、「私に対する叱責、激励と声援をすべて心に抱いて、最後の瞬間まで国家のために最善を尽くす」と強調した。続けて「公職者の皆さんにお願いする」とし、「厳しくて大変な時期だが、動揺することなく各自の位置を守り、引き受けた任務を全うして下さることを願う」と述べた。

政界に対しては「これからは暴走と対決の政治から熟議と配慮の政治に変わるように政治文化と制度を改善することに関心と努力を傾けてほしい」と頼んだ。尹大統領は「私は国民の底力を信じる」とし「私たち皆が大韓民国の自由民主主義と繁栄のために力を合わせよう」と呼びかけた。

一方、尹大統領の職務停止になっても、現職大統領の身分は維持される。漢南洞(ハンナムドン)官邸に留まることができ、官用車・専用機利用、警護など大統領に対する礼遇もそのまま受ける。月給も従来どおり受け取るが、一部業務推進費性格の給与は受け取れない。

国会で弾劾案が可決されたため、弾劾が成立するか、成立しないかの最終的な判断は、憲法裁判所に委ねられた。
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