文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の収賄疑惑事件の核心参考人である文前大統領の娘ダヘ氏が検察の参考人調査要求に再度応じなかった。
1日、全州(チョンジュ)地検刑事3部(ハン・ヨンギュ部長検事)によると、前日(10月31日)、ダヘ氏が弁護人を通じて参考人調査に応じないという意思を伝えた。
検察が先月中旬にも召喚を通知したが、ダヘ氏はすでに一度検察に出席しないという意思を伝えたという。
参考人の出席や陳述は強制性がないため、検察はダヘ氏の相次ぐ調査不応に対する対応策作りに苦心している。
2018年、イ・サンジク元国会議員が中小ベンチャー企業振興公団理事長を務めた後、当時ダヘ氏の夫であるソ氏は格安航空会社(LCC)であるタイイースタージェットに専務理事として就職した。
タイイースタージェットはイ前議員が設立した会社として、ソ氏が航空業界実務を引き受けた経験がないという事実が知らされ論難になった。
文前大統領はソ氏の就職で子供に金銭的支援を中断した。検察はこの期間にダヘ氏夫婦がタイのスタージェットから受け取った給与と移住費など2億2300万ウォン余りを文前大統領に対する賄賂の性格と見て捜査中だ。
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