20代の賃金労働者↓…43%は非正規職・パートタイムの割合2倍↑

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韓国の20代の賃金労働者が2年間減少している中、10人のうち4人が非正規職であることが分かった。非正規職の割合が歴代最大であることで、時間制の割合が10年前より2倍ほど上回った影響が大きい。

27日、統計庁の国家統計ポータル(KOSIS)によれば、8月基準で20代の賃金勤労者(338万9000人)のうち、非正規職は146万1000人だった。全体20代の賃金労働者の43.1%が非正規職であり、歴代最高の割合だ。

20代の賃金労働者は8月基準で2022年361万3000人以後、2年間減少傾向を示している。反面、非正規職は2014年の106万9000人から2017年に115万7000人、2020年に128万3000人、昨年は142万3000人など、引き続き増加している。

正規職は2014年の227万5000人から2018年には235万3000人まで増加した。以後、2020年に211万6000人などに減少した後、2022年に219万9000人に反転して成功した。しかし、今年は192万9000人にとどまった。統計を取り始めて以来、200万人を下回ったのは今回が初めてだ。

10年間で正規職は34万6000人減ったが、非正規職は39万2000人増えたのだ。同期間、正規職と非正規職を合わせた賃金労働者は4万5000人増加した。20代の雇用率は58.2%から今年61.7%に高まり、関連統計の作成以後8月基準で最も高かった。非正規職の増加がこのような雇用好調を導いたわけだ。

勤労形態別には、時間制勤労者が81万7000人で10年前より40万1000人増加した。また賃金労働者のうち、時間制労働者が占める割合も12.4%から24.1%へと、2倍ほど増加した。20代の非正規職増加分の大部分が時間制勤労が増えたためと解釈される。

時間制労働者とは、同一事業場で同じ仕事をする労働者の所定労働時間より1時間以上短く働く労働者をいう。好きな時だけ勤務できるをしようとする傾向が反映されたという解釈が出ている。

全体非正規職の中で非正規職の働き口を自発的に選んだという比重は66.6%で関連統計作成以後最も高かった。自ら望んで非正規職を選択するケースが増えているのだ。自発的理由の中では「勤労条件に満足する」という比率が半分以上(59.9%)を占めた。
 
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