カン・フンシク大統領秘書室長は18日、「世界的な原油供給緊急事態の中で、アラブ首長国連邦(UAE)は韓国に最優先で原油を供給することを約束した」と明らかにした。
カン室長はこの日、青瓦台(大統領府)でブリーフィングを開き、「(UAE側が)『韓国より先に原油を供給される国はないだろう。韓国は原油供給において最優先(Number one priority)である』と明確に約束した」と伝えた。
さらに「いつでもUAEを通じて原油を緊急購入することで合意した」とし、「これにより総計1800万バレルの原油を緊急導入することが確定した」と付け加えた。
カン室長はUAE訪問期間中、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領、ハルドゥーン・アル・ムバラク執行関係庁長官、スルタン・アル・ジャベール産業先端技術省大臣と会談し、必要に応じていつでもUAEから原油を緊急購入できるよう合意した。
カン室長は「さまざまな供給ルートを通じて、合計1800万バレルの原油を緊急に導入することを決定した」とし「UAE国籍の船舶3隻で600万バレルを供給し、韓国の国籍船6隻を通じて追加で1200万バレルを供給することにした」と説明した。さらに「追加でナフサを積載した船舶が1隻、現在韓国へ向かっている」と付け加えた。
先立って韓国政府はUAEから原油600万バレルを緊急に導入した。今回の特使団が追加で確保した原油を合わせると、総計で2400万バレル規模になる。
カン室長は「今回のエネルギー分野の合意は石油供給危機の状況を安定化させるのに大きく寄与することが期待される」とし、「両国は短期的な供給だけでなく、エネルギー供給網の混乱に備えて長期的な供給についても協力を強化することにした」と明らかにした。
続けて「両国間の原油供給代替ルートの模索などを含む『原油供給網協力覚書(MOU)』の締結に合意し、近く締結する予定だ」と説明した。
一方、UAEとの原油協力は李明博大統領時代(2008年2月25日~2013年2月24日)に原子力輸出で築いた信頼が起点であり、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領がそれを正常化し強化したという分析がある。
尹錫悦政府は2023年の合意内容として、尹大統領訪問時に緊急時の原油優先購入契約を締結し、韓国石油公社が麗水備蓄基地にUAE原油を保管する契約を含んでいるためだ。また、これらの成果は李明博(イ・ミョンバク)政権から続く信頼の結果として評価されている。
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