尹錫悦大統領が新任の駐中大使に金大棋（キム・デギ）元大統領秘書室長（67）を内定した。
鄭鎮碩（チョン・ジンソク）大統領室秘書室長は14日、ソウル龍山（ヨンサン）の大統領室でブリーフィングを行い、「尹大統領は本日（14日）、新任の駐中大使に金大棋元大統領秘書室長を内定した」と明らかにした。
金内定者は企画予算処予算総括審議官・財政運用室長、統計庁長などを務め、李明博（イ・ミョンバク）政府当時、大統領室経済首席・政策室長を経て、尹錫悦政府初代大統領秘書室長を歴任するなど正統経済官僚出身だ。
去る8月にはドミニカ共和国のルイス・アビナデル大統領の就任式に尹大統領の特使として出席し、親書を渡した。
チョン室長は「内定者は長い間経済部署に勤めながら韓中FTA、韓中貿易葛藤解消など中国との経済協力事業を推進した政策経験が豊富だ」と評価した。さらに「普段から経済問題を中心に韓中関係に深い関心を持ち、中国の社会歴史、文化に深く関心を持ってきただけでなく、水準級の中国語駆使力も備え、両国間の戦略的協力パートナー関係を持続発展させることはもちろん、激変する北東アジア秩序で韓国の地位にふさわしい外交成果を収めることを期待する」と付け加えた。
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