
韓国の高齢化が続いている中、高齢層5人のうち3人は現在、就職状態であることが分かった。
統計庁が30日に発表した「2024年5月の経済活動人口調査高齢層付加調査」によると、5月基準で55~79歳の高齢層人口は1598万3000人を記録し、1年前より50万2000人増えた。
このうち、経済活動人口は968万3000人、前年同期比36万2000人増加した。高齢層の経済活動参加者は2020年に初めて800万人を越えた後、昨年900万人を越えた。高齢層の経済活動参加率は0.4%ポイント上昇した60.6%で、過去最高値だ。
彼らのうち、現在仕事をしている就業者は、昨年同期比31万6000人増の943万6000人と集計された。雇用率は59.0%で前年同期対比0.1%上がったが、これも歴代最高値だ。このうち55~64才の雇用率は1年前より0.3%下落した70.5%。65~79才は46.3%で1.1%上がった。
高齢層のうち1074万4000人(67.2%)はこの1年間、就職経験があった。しかし、就職を経験した高齢層のうち、最近の雇用が生涯の主な雇用と関連があると答えた割合は70.7%で、1年前より0.5%ポイント下落した。
将来働くことを望む高齢層は1109万3000人で、1年前より49万1000人増えた。働くことを望む高齢層の割合は69.4%で、1年前より0.9%ポイント上昇した。勤労を希望する理由は「生活費にプラス」(55.0%)と「働く楽しさ」(35.8%)の順で多かった。ただ、生活費を補うために働こうとする高齢層は1年前より0.8%ポイント減少した反面、働く楽しさを感じるための高齢層は0.9%ポイント上昇した。
就業状態別では、現在の就業者の93.2%が働き続けることを希望した。将来勤労を希望する高齢層の勤労希望年齢は平均73.3歳で、1年前より0.3歳増加した。
高齢者のうち、この1年間年金を受け取った割合は51.2%で、前年同期比0.9%ポイント上昇した。男性は54.4%、女性は48.1%で、それぞれ0.8ポイントと1.0ポイント上昇した。
月平均年金受領額は82万ウォンで、1年前より9.6%増えた。月平均年金受領額は25~50万ウォン未満が41.2%で最も多く、50~100万ウォン未満(32.4%)、150万ウォン以上(13.8%)の順で高かった。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。