ポスコフューチャーエム、陽・陰極材の国際標準「ISO 14067」カーボンフットプリント検証獲得

[写真=ポスコフューチャーエム]
[写真=ポスコフューチャーエム]

ポスコフューチャーエムが陽・陰極材製品に対する国際標準カーボンフットプリント検証を受けた。

ポスコフューチャーエムは22日、公認検証機関である韓国品質財団から陽極材PN6、PN8と天然黒鉛陰極材について国際標準「ISO 14067」カーボンフットプリント検証書を受け取ったと23日、明らかにした。

カーボンフットプリントは原料採掘、運送、生産など製品寿命周期の全過程で発生する炭素排出量を意味し、ISO 14067はカーボンフットプリントの客観的測定のための国際標準で、2018年に国際標準化機構(ISO)が制定した。 韓国品質財団は企業または団体の炭素排出量測定過程で国際標準ISO 14067の遵守可否を評価し、カーボンフットプリント検証書を発給する。

カーボンフットプリントは2006年、イギリス議会科学技術処が最初に提案して以来、持続可能な消費・生産体系構築のための指標として活用されている。 特に、今年2月に施行された欧州連合(EU)のバッテリー規定によれば、2025年からバッテリー製品のカーボンフットプリント測定および申告が義務化され、これを遵守しない場合、事実上グローバル市場で営業活動が難しくなる。

ポスコフューチャーエムはグローバルバッテリー・完成車メーカーと大規模な供給契約締結、海外JV(Joint Venture)設立など事業協力を拡大している中、陽・陰極材のカーボンフットプリント検証を通じ、利害関係者に炭素排出量管理体系について透明な情報公開で信頼度を高めることで、グローバル市場での立地を拡大できると期待される。

ポスコフューチャーエムは陽・陰極材のカーボンフットプリント検証資料を炭素排出量削減のための生産工程分析、省エネ技術導入などに活用し、今後、ハイニッケル単結晶NCMA·NCA陽極材など、次世代製品を対象にもカーボンフットプリントを管理する計画だ。

一方、ポスコフューチャーエムは事業場内の太陽光発電設備の導入を拡大しており、低炭素燃料転換、工程改善によるエネルギー効率向上などを積極的に推進し、2035年にはバッテリー素材事業で炭素中立を達成する方針だ。
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