延世(ヨンセ)大学医学部教授非常対策委員会が、「医学部生が集団で留年することになれば、教育現場に破局が起こりかねない」と警告した。また、韓国政府が提出してほしいと要求した『留年防止策』に対しては『非倫理的形態』と指摘し、該当問題を解決するためには増員方針を撤回しなければならないと主張した。
延世医科大学教授非常対策委は7日、「教育者として良心に従って『医学教育の不良と跛行、異常な医療人材の排出、それによる国民健康の脅威』を強要する政府政策にこれ以上順応できない」と声明書を発表した。
非常対策委員会は「大多数の学生が休学したり留年する状況が発生すれば、今後6年間に二つの学年が1つのクラスになる教育を受ける」とし、「延世医大は彼らを収容できる講義室・実習空間・教育人材もいない」と憂慮した。
続いて「休学承認を先送りしたり、学事日程を短縮するなどの方式は危機の本質を無視する便法に過ぎない」とし、「医療教育の混乱が保健医療全体への崩壊につながらないよう、現実を直視しなければならない」と主張した。
韓国政府が医大に提出を要求した40の『留年防止策』に対しては「教育者として良心に外れる行為を要求した非倫理的な行動」と批判した。
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