尹大統領、総選挙敗北について直接立場表明…「国政の方向が正しくても、柔軟な態度で民意に耳傾ける」

윤석열 대통령 사진연합뉴스
[写真=聯合ニュース]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は16日、去る10日に実施された総選挙で与党「国民の力」が惨敗したことを受け、「より低い姿勢とより柔軟な態度でより多くコミュニケーションを取り、私から民意に耳を傾ける」と明らかにした。

尹大統領は同日午前、龍山(ヨンサン)大統領室で国務会議(閣議)を主宰し、「就任後の2年間、国民だけを見て国益のための道を歩んできたが、国民の期待に及ばなかった」と直接立場を表明した。これは4月10日の総選挙で与党が敗北した後、初の肉声メッセージとして、「今回の総選挙で明らかになった民意を皆が謙虚に受け止めなければならない」と言及した。

続けて「正しい国政の方向を定め、実践するために最善を尽くしたにもかかわらず、国民が体感できるほどの変化をつくるまでには及ばなかった」として、 「大きな枠組みでは国民のための政策といっても細かい部分で不足していた。いくら国政の方向が正しく、良い政策を推進しても、国民が実際に変化を感じることができなければ、政府の役割を果たせなかったことになる」と述べた。

一方、第22代総選挙では与党「国民の力」と系列の比例政党「国民の未来」が計108議席を獲得するにとどまり、最大野党の「共に民主党」と同党が主導する野党陣営の比例政党「共に民主連合」は過半数をはるかに上回る計175議席を得て圧勝した。
 
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