![[写真=HD現代]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/10/28/20231028175335922635.jpg)
HD現代が炭素を少なく排出する大型船舶用システムを独自開発することに成功した。
HD現代は27日、造船系列会社であるHD韓国造船海洋とHD現代重工業が最近、英国ロイド船級から超大型原油運搬船用の低炭素電気推進システム(Phase II)に関する基本設計認証(AIP)を獲得したと明らかにした。 高圧直流電力系統(MVDC)と大容量燃料電池(SOFC)基盤だ。
先立って、両社は2月、ロイド船級からこのシステム構成に関する概念設計認証を取得している。 今回認証を受けたシステムは、30万トン(t)級の超大型原油運搬船に適用される30メガワット(MW)級の電気推進システムだ。
特に、アンモニア二重燃料中型エンジンと高効率の大容量燃料電池を活用し、大型エンジンと同じ推進効率を出しながらも、「ネットゼロ(無炭素)」を達成できるというのが会社側の説明だ。
さらに、従来のソリューションよりエネルギー統合効率を20%改善した。 電力品質も40%ほど高めた。 同時にシステム全体の重量は20%下げた。 今回の認証獲得のため、核心機材と技術を独自開発し、完全国産化を達成した。
一方、HD現代は今回のシステムに対する陸上実証を2027年までに完了し、2028年に商用化を推進する計画だ。
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