​鄭義宣会長、インドネシアバッテリーセル合弁工場の初訪問…量産準備点検

[写真=現代自]
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現代自動車グループの鄭義宣(チョン·ウィソン)会長が現代自動車グループ-LGエネルギーソリューションのインドネシアバッテリーセル合弁工場で、現代自・アセアン圏域本部の役職員らと会い、現地電動化戦略について話し合った。
 
8日、現代自によると、鄭義宣会長はこの日、インドネシアで現代自動車グループとLGエネルギーソリューションが合弁して設立したバッテリーセル工場「HLIグリーンパワー」を訪問した。
 
鄭会長のインドネシア工場現場訪問は今回が初めてだ。 インドネシアのカラワン新産業団地に位置するHLIグリーンパワーは今年6月に完工し、試験生産を経て、2024年からバッテリーセルを量産することになる。 合弁工場で生産されるバッテリーセルは高含量ニッケルとコバルト、マンガンに出力を高め化学的不安定性を低くする高性能NCMA(ニッケル·コバルト·マンガニーズ·アルミニウム)リチウムイオン製品だ。 現代自のインドネシア工場で生産する電気自動車をはじめ、今後発売される現代自・起亜の電気自動車に搭載される。
 
鄭会長はバッテリーセル試作品が生産される電極工程、組立工程、活性化工程を見学し、各工程別の詳細事項を調べた。 現代自・アセアン圏域本部の役職員とは電気自動車の生産および販売計画をはじめ、現地電動化生態系構築戦略など主要懸案について意見を交わした。
 
現代自動車グループは世界4位の人口国家であり、バッテリー核心鉱物であるニッケル埋蔵量および採掘量世界1位のインドネシアを拠点に、アセアン地域の電動化トップティアブランドに跳躍するという構想だ。 来年、HLIグリーンパワーでバッテリーセルを量産すれば、現代自はインドネシアに進出した自動車メーカーの中で初めて電気自動車バッテリーセルから完成車まで現地生産および販売体系を備えた唯一のメーカーに跳躍することになる。 
 
現代自動車グループは今後、原材料調達からバッテリー及び完成車生産、充電システム、バッテリーリサイクルに至る現地電気自動車エコシステムを構築し、インドネシアをはじめとするアセアン電気自動車市場で主導権を確保するという戦略だ。 アセアン自由貿易協定により、部品現地化率が40%以上の場合、インドネシア工場で生産した電気自動車をアセアン諸国に無関税で輸出することができる。 特に、今年、韓国とインドネシアの包括的経済連携協定が発効し、両国の自動車分野の経済協力が活発に行われる見通しだ。
 
韓国からインドネシアに輸出する大部分の自動車部品関税が直ちにまたは段階的に撤廃され、完成車生産のための鉄鋼製品と主要自動車部品などを無関税または協定が締結されていない国より低い税率でインドネシアに輸出できるようになった。 現代自動車グループはインドネシアに進出した代表的な韓国企業として、韓国とインドネシア間の経済交流及び持続可能な発展に中枢的な役割を果たす一方、電動化先導ブランドへと影響力を拡大していく計画だ。
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