![[写真=SKエコプラント]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/09/04/20230904111151635886.jpg)
SKエコプラントは参加している大陸間商用グリーン水素生産のための「Nujio'qonik」プロジェクトが20兆ウォン規模の3段階事業推進のための重要な関門を通過したと3日、明らかにした。
SKエコプラントによると、Nujio'qonikプロジェクトの主管社であるカナダのWorldEnergyGH2は先月31日(韓国時間)、カナダ東部のニューファンドランド・ラブラドール州のニューファンドランド島にある国有地「クラウンランド」の風力敷地入札に参加し、国有地使用承認を獲得した。
今回に敷地使用承認を受けた土地面積は計1077.91平方キロメートルで、ソウル全体面積(605.24平方キロメートル)の約1.8倍に達する。
これでNujio'qonikプロジェクトは今後3段階拡張まで必要な風力敷地をすべて確保することになった。 可能な風力発電設備容量は4GW、原子力発電所3~4基分に迫る。 今年初め、グリーン水素、グリーンアンモニアの生産と大陸間移動のための核心資産の一つであるスティーブンビル港の買収も終えた。
SKエコプラントは今年5月、WorldEnergyGH2と投資協約を通じ、Nujio'qonikプロジェクトの中で1段階事業持分20%を保有している。 プロジェクトの基本設計(FEED)をはじめ、グリーン水素生産のための水電解機を供給、設置する予定だ。 グリーン水素をグリーンアンモニアに転換するためのプラントEPCは、子会社のSKエコエンジニアリングと共に引き受ける。 プロジェクト遂行の事前手続きである概念設計(Pre-FEED)は先月末に終了した。
3段階完全稼動時、算術的に年間グリーン水素約18万トン(t)、グリーンアンモニア約108万トンの生産が可能だ。 グリーン水素の生産は2025年、グリーンアンモニアの生産は2026年が目標だ。
SKエコプラントのパク·ギョンイル社長は“大陸を行き来するグリーン水素プロジェクトの核心役割を担っているだけに、グローバル水素生態系を早期実現する先駆者として役割を果たす”とし、“2025年グリーン水素商用化の主役として、Nujio'qonikプロジェクトが支障なく進められるよう全力を尽くす”と述べた。
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