SKエコプラントが今年、ベトナム産業団地内の「屋根太陽光(Roof Top Solar)」造成事業に本格的に乗り出す。 太陽光電力の生産はもちろん、炭素排出権の確保を通じ、付加価値の創出にも速度を上げるという方針だ。
SKエコプラントは現地時間で10日、ベトナム·ドンナイ省のSamil Vina工場で、屋根太陽光竣工式を開催したと明かにした。 屋根太陽光は、建物の屋根に太陽光モジュールを設置して電力を生産する発電方式だ。 遊休空間を活用して別途の敷地確保が必要なく、立地規制からも自由だという長所がある。
Samil Vina工場の屋根に構築された1MW規模の太陽光発電は、生産電力を事業場で100%使用する自家消費型分散エネルギーだ。 追加的電力網構築が必要なく、送電・配電過程でエネルギー損失も最小化できる。
ベトナム政府は電力供給量の拡充に向け、昨年、第8回目の国家電力開発計画(PDP-8)を通じ、屋根太陽光発電事業を積極的に督励している。
SKエコプラントは、ベトナム産業団地を中心に、自家消費型屋根の太陽光発電設備の普及を拡大していく計画だ。 今回竣工した現場の他にもベトナムのドンナイ、ビンズオン、ハイフォンなどで計7MWに迫る屋根太陽光事業も進行中だ。
SKエコプラントは今回の屋根太陽光竣工はもちろん、今年3月にベトナムのトップティア新再生エネルギー企業のBCGE(Bamboo Capital Group Energy)と協約を結び、約700MW規模の再生エネルギープロジェクトの共同開発にも着手した状態だ。
一方、SKエコプラントは同日、ベトナム南部のホーチミン市にあるBCGE本社で、首都圏埋立地管理公社・BCGEとベトナム地域の再生エネルギー活用温室効果ガス削減プロジェクト開発のためのMOUを締結した。
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