韓国政府が米価格の安定のために公共備蓄米45万トンを買い入れ、45万トンを市場隔離することにした。
農林畜産食品部は3日、糧穀需給安定委員会の協議を経て、このような内容の「収穫期の米需給安定対策」を先月末にまとめたと明らかにした。農村振興庁によると、今年の稲作は平年より良く、昨年とはほぼ同じ水準になる見通しだ。最近の米消費量減少傾向を考慮すれば、需給過剰で価格が暴落する可能性が高い状況だ。
まず農食品部は、まず45万トンの米を市場から隔離することにした。2005年に公共備蓄制導入以後に施行された収穫期市場隔離物量の中で最大値だ。農食品部は今回の買い入れに1兆ウォン程度の予算がかかると予想する。
これとは別に政府は公共備蓄米45万トンを買い入れる。 昨年より10万トン増加し、2005年公共費祝祭導入以後、収穫期市場隔離物量としては過去最大規模だ。
政府は計90万トンの米が市場から外されれば、暴落する米価格が適正水準を回復すると期待している。農食品部は現在80kg基準で16万ウォン台前半まで下がった米価格が13~18%程度上昇傾向を表すと予想している。
農食品部のキム・インジュン次官は先月25日、第4次高位党政協議会以後に開かれたブリーフィングで「今の方式と最も似たように市場隔離をした2017年には収穫期隔離以前に比べて価格が13~18%上がった」とし「今年のような場合にもその程度が上昇するのではないかと予想する」と見込んだ。
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